2012年2月20日月曜日

グリーンウッドワークのスプーンづくり講座はここが違う!!

本日のスプーン講座もなんとか終了いたしました。



今回の記事はすこし他の「木のスプーンづくり体験」とグリーンウッドワークのスプーン講座の違いをご説明したいと思います。



※ここで言う「木のスプーンづくり体験」とは特定の体験を指すものではなく、あくまで私個人がおそらく一般的であろうと想像する体験であることをご了承ください。



まづは、一番大きな違いは材料です。
木を使うことは同じですが、ヨソでは乾燥した板材、より丁寧な仕事をされるところではあらかじめスプーンの形にかたどられた材料が用意されるかと思います。



145 ところが、ウチは違います。
山から切りたての乾燥していないな生の丸太がドーーンと置いてあり、そこから始まります。これは、けっして準備をするのが面倒だからという手抜きではなく参加者の皆さんに樹木から木材にどういった形で変わっていくのかということを知って頂きたい為であります。
ええ、決して切る手間が惜しいとか言う訳ではありません!



 



 
そして、この丸太をを30センチほどに長さに玉切りし、割り、斧で荒くはつり、削り馬で整えましたら足踏みろくろで直径5センチほどのコケシのような形に削ってもらいます。
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電動の木工旋盤で削ればものの10分もかからない工程ですが、約1時間半ほどかけて人力でこなします。
断固として、電動の旋盤を購入するお金がないとか、電気代が払えないとか言う訳ではなく、人の力で木を削る楽しみを伝えたいがためです。
 



 



 



それを、あとはヒタスラいろんな削り馬やクランプなどの固定具と丸ノミやナイフ、ノコギリなどの各種手道具を駆使し1本のスプーンの形に仕上げます。
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朝の10時から夕方5時まで、だいたい6時間ほどかけて一人1本のスプーンを作り上げます。それでも、まだ乾燥していない未完成のスプーン。
この後皆さんに持ち帰ってもらい数日乾かした後、ご自分でオイルフィニッシュして仕上げてもらい完成です。



2~3時間で手軽に出来る体験ではありませんが、他とは一味違った味わいがあるものと自負しています。こういった体験にご興味のある方は是非。



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運が良いと美味しいおやつも食べられます。
(ただし、毎回のおやつを保証するものではありません。あしからず、^^;)



 



 



 



次回の日程は未定ですが翌々月の4月を予定しております。
ご希望の方はグリーンウッドワーク協会までご連絡ください。



2 件のコメント:

  1. ご無沙汰してます、港区の西川です。
    丸太から、っていうのは中々味わえないですよね。
    最初にGWWの講座を受けた時もそこが一番感動しました。
    最近、間伐材からスプーンを一つ作ってみました。
    http://d.hatena.ne.jp/mizutora24/
    やっぱり道具は大切ですね…ろくろや南京鉋の良さを実感しました(笑)
    1月2月は行けませんでしたが4月の講座は行きたいです。
    またよろしくお願いします。

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  2. 西川さん
    ごぶさたです。
    スプーン、作られたんですね。おっしゃる通り、木工は道具が大切です。逆に言うとちゃんとした道具があれば作れる!?(笑)
    スプーン講座では、生木の持ち込みも可能ですよ。各種道具を取り揃えて4月のご参加お待ちしています。

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