先週末に開かれた、「クラフトフェアまつもと2006」、お天気が心配でしたが、やはり僕の日頃の行いがバツグン?だったおかげでなんとか良い天気でした。
今後に向けての反省点を中心に書きとめておこうと思います。チョト長いです。
今回は、基本的に一人での出展です。どれだけできるのか試してみたったものですから。でも結局、たくさんの人の助けてもらいまして...一人では何も出来ないなぁと改めて痛感した次第です。
それはさておきまして、初日は宿代を浮かすために当日の朝4時出発!充血した目で安全運転に勤めながら一路、長野県松本市「あがたの森」を目指します。
なんとか7時半に到着、しか~し受付は「テント借りた人は8時半から」と言われショック。でも、なかなか良い場所もらえたのでまあいいかです。
“その1、張り切りすぎるな、カラ回りするぞ!”
ボチボチ荷物を運んで、準備完了。お隣のガラス作家さんに、「2日間よろしくお願いします」と挨拶をしていよいよ始まりました。
この最初の緊張と期待が入り混じった独特の空気はたまりませんね。
ここから、友人達が手伝いに来てくれるまでの間は良く覚えてません。でもその間にドドドと半分売れました。
本気買いの人たちは、初日に来るみたいです。そりゃそうだ。
“その2、助っ人は最初からおねがいしろ!”
その後は、人数も多くなったので程よい感じでワイワイと楽しい時間がすごせました。 実演の“足踏み木工ロクロ”もほかの人に踏んでもらい体力温存です。
いつもいる「白い人」の洗礼も受け、なんだかんだと一日目が過ぎていきます。
絶対暑いと思って半袖で頑張っていたのですが、以外に寒かったです。
“その3、差し入れのコーヒーは、「暖かいので。」とお願いしろ!”
この日は、予約してたホテルに泊まってバタンきゅーです。
次の日は、準備する事も無いのでノンビリ近くのデニーズで朝食。妙に糖分&炭水化物に飢えていたのか普段なら絶対食べないようなパンケーキにアイスが乗って、たっぷり蜂蜜のかかったデザートを食べてみる。美味い!元気になって9時ごろ会場入り、でもお客さんいっぱいでした(驚!)。少々焦りました。アタフタと準備していると、ウッドターニングつながりの知り合いが到着、軽い営業妨害?を受けつつ準備完了です。
この日の午前中は、かなり張り切って売ろうと頑張ったのですが、なかなか売れません。案外、見物客が多かったですね。
そうこうしていると、2日目の助っ人の皆さまが到着です。絶妙のコンビネーションでお客さんの心を鷲づかみ?にしたはずです。
しかし、どうも僕の服装、髪型がいまいちだったようです。今後の課題です。
“その4、長髪にメガネをかけろ、皮のエプロンをすれば最高だ!”
ライバル?→
こうやって、実演していると思いがけないお客さんの反応があって新しい発見があります。たまたま運営に携わってる方とお話した中で、なるほどと思った事があります。
今回僕が商品として持っていったモノは、スプーンと器だけです。本当は、生木で作った椅子が一番のお気に入りなのですが、何しろ1脚作るのに1週間かかる代物なので、まず売れないだろうと思って作っていきませんでした。
しかしお話をしていると、違う視点に気付かされました。商品は値段をつけてナンボだと言う事です。
値段が付いてなければ、譲る気持すらないということになってしまうのに気づきませんでした。
まだまだ未熟者です。次回からはちゃんと作っていこうと思いました。あっ、あとの値段は交渉次第ともいわれましたけど...
“その5、自分で線を引くな、欲しいか欲しくないかはお客さんが決めるものだ!”
そんなこんなで、2日間が過ぎたのですが困ったことがひとつあります。出展してる人は、他のブースを見れないということです。いろいろ回って、おなじ作り手として交流を深められると期待していたのですがそうはいきません。自分の所でイッパイ一杯です。残念。もう少し余裕が持てるよう工夫が必要です。
“その6、クラフト好きは参加するな、他が見れないぞ!”
まあまあ、こんな感じで終了でした。いろいろありすぎてとりとめなくなってしまってしまいました。楽しかったですね。来ていただいた方、運営された方ありがとうございました。
とっても、いい経験になりました。さ~て、次はなにやろうかな。