思った通りに栗がキレイに割れて充実した1日でした。
ますますクリが好きになってしまう自分が怖いです(笑)
その他、グリーンウッドワーク協会の打合せ等ありつつ今年もあと二日。
やりたい事に対してとても時間が足りないことに気づいた1年でした。
何かを選ばないといけません。早々に答えを求めつつ、、
業務的には年内に椅子の後脚の蒸し曲げを終えて新年を迎えたいですね、、、あと二日ですが。
そんな幸せな日々をおくる今日この頃です。
スツールの部材を乾かしつつ、器を仕上げつつ、次の椅子の準備をしつつ、
通販生活です(笑)
←スパゲッティを計るモノではありません。
dowel plate、直訳すると「だぼプレート」。
為替レートでポンドが136円!と言うのをみて有無を言わせず買っちゃいました。でもUSA製、^^;、まあグローバルということで。
この穴に木っ端を叩き込むと、その表示の寸法のダボが出来るというシロモノです。日本の竹ヒゴ引きに似ていますね。
とある動画サイトでこの板を上手く使っているのを見てつい、、
正直なところあまり期待していなかったのですがいいモノでした。
家具でも使えそうな品質。こうゆうシンプルな作り、好きです。
コレがあればモノづくりの幅がもう少し広がりそうです。
年内に「これを使って一品仕上げたい。」と思う今日この頃です。
ただいまスツールを作っています。
椅子にもいろいろあります。腰かけ、椅子、長椅子。
背もたれの無い椅子が、腰かけ=スツールだと思っています。
というわけで、先ずはスツール。
デザイン云々言う前にとりあえず以前作ったモノを模倣。
でも変えられる所はかえて。
久々に作るカタチですが、まるで刃物の使い方の練習材料です。
初めて教わったそのままですが、このカタチが思いのままに削れたらたぶん何でも作れる気がします、アハハ。けっこう難しいです。
最速で1本、30分。平均で40分かかります。う~ん、
原材料から製品になるまでの時間をみればけっこう早いんですよ。だって、木を切り倒してから早くて、その日の内にカタチになってるんですから。
それも、たいした道具も使わずに。
使うのは斧と足踏みろくろ、あと少々の人力と道具だけですから。
でも現代の機械化の効果はとてつもなく、なぜかコストの面ではかないません。。。?
まあそれは置いといて、^^;
椅子は、面白いです。
小さな建築にも例えられますが、案外ザックリです。
先日教わったドリューさんもおっしゃっていましたが「椅子職人の精度」は、大事なところ以外はおおらかでした^^。そこが良いんですけどね。
このクネクネした形も必要か?と言われれば答えに窮します。
でも、キュっとクビれているのは大切なようです。椅子の脚が、しなやかに曲る為に必要だとか、、それで座りゴコチがかわりますからね。
栗のスツール、明日には削り終えたいです。
先週末、夜行バスで東京まで行ってまいりました。
お勧めのスプーン一杯展を見に。そうです出張です、大切な仕事の一環です。と、言分けはこのぐらいにして、、
もちろん購入、スプーン好きに買うなと言う方が無理な相談です。
そして帰ってきたのですが、それがソモソモの始まりです。
忙しいときには忙しいもんです。そういう時に限って体調を崩すワタクシ。
そんな中、
こんなものを作ったり、、
ニュウアイテムです。
詳細は後日、、、
そのあと、、
いつもは屋外で削っていたので気づかなかったのですが、仄かな良い香り。朴葉とは違う、甘くて爽やかな感じ、、新発見です。
で、あれやこれやと試作してみたり、、
久しぶりに、足踏みろくろで器を挽いたものですから、なんだか脚が重い、、鍛えないといけません。引き締まったお尻はグリーンウッドワーカーの売りモノの一つですからね。(ホントに?!)
で、何とか完成。
そして、他のでき上がっていた売りモノの写真を撮ったり、
以前お遊びで作ったもを再製作のカタクチです。ただいまのトップページのヒョットコがこうなります。
漆を塗って防水性を持たせたり、サイズを大きくしたりと実用性を足してカタチにしてみました。
でも、乗っけて遊んでみます。
ワル乗り。
そうこうしていたらあっという間の1週間、師走が始まりました。
不意の来客あり、ぎっくり腰ありと様々なイベント?をこなしつつ開業1年目の年越しに向けて精進の日々です。
以前の仕事で丸太を頻繁に処分したいたので手に入れるのは簡単だと高をくくっておりました、が現実は厳しく今日に至ったわけです。
社会の仕組みと言うのは簡単には変えられないのでしょうか~!
と難しい話は置いといて。^^
苦労した甲斐あって良い材料です。
とりあえず900kg。
朴に栗、桜、そして楢が少々。比較的、真っ直ぐで使いやすそうな良いところを用意していただき、感謝です。
久しぶりに、椅子への制作意欲も掻き立てられます。作っちゃいますか!?
コレで春までに作りまくります。
工房の改修はひとまず終了。
こう寒くては、ペンキの乾きも悪いですから春までお預けです。
本格的に、ウリモノ作り。
器の仕上げは、オイルでの“ナチュラル風”と、
拭漆の黒と赤で決定。
←どちらもベンガラ。
いろいろ試してみましたが、今のところこれが安全確実で一番鮮やか。器として食材をのせた時の雰囲気も良いですから。
伝統的なお椀とかによく有る色味ですが、先人がいろいろ試した結果の色なんでしょうね。しぶしぶ納得です。
カタチで勝負!! といけますでしょうか、、、
このあとに生漆を塗りますのでもう少し落ち着いた色になる予定。
塗っている途中がなんとなく楽しいです。
もしかしたら自分が思っている以上に塗装が好きなのかも知れません^^;
作りたいものはたくさんありますが、順番ですね。
塗り終えました。。
しかし、思ったほどの達成感がありません。
何故でしょう。
スプレーで噴いたので、簡単すぎた?やはり、刷毛の方が良い?
理由は、イロイロあるかもしれませんが「もう塗れない。」と言うのが大きな要因かもしれません、、、
まあ、コウボウが白くなったことよりコンセントがちゃんと有るって方が作業には重要ですが(笑)
さて、これから何ができるのでしょうか。楽しみです。
「痒み」が一段落して一皮剥けた、今日この頃です。
ここ数日は、ケヤキの匂い&写真と戦っております。特に写真は手ごわいです。
ここ1ヶ月で、通常の1年分ぐらい撮りまくったものですから、、^^;
なかなか思うように撮れませんし、選べません。
嘘はつかないかもしれませんが、正直でもないようです。
仲良くなるしかないみたいです。。
すみっこで出番待ち。
ブログの更新頻度が低調です。
日々の出来事が少なくなったわけでもなく、
はたまた、何もしていないわけでもなく、、
例えていうなら、「言葉が溢れてこない、、」(←お前は、コラムニストか!!)
というような言い訳です、^^;
今週末は、木工教室作品展にまつもとクラフトピクニック、常滑のクラフト散歩道にetc、、、
どれも行きたかったのですが、やるべき事を考えると全部にはいけず、残念。歯がゆいです。
半年振りに再開した拭漆が、思いのほか肉体的に痒いです。以前はそうでもなかったのに、、なぜ?
漆に気持ちで負けているのでしょうか。
フンバリドコロです。
そうアレは、2年前。
木工の道に進むために造園の仕事を辞める時、餞別代わりにたくさんの丸太をもらったのでした。
いつしか時は過ぎ、しっかりと熟成されたその幹からはオレンジやパープルの色鮮やかなキノコたちがニョキニョキと生えてきたのでした、、、
使えね~~、涙。
あまり欲張ってはいけません、と言う自戒の念と少々のお金をもって近くの処分場に行きました、、トラック一杯。
やはり生木は新鮮なうちに削るのが良いようです。
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前の記事で紹介した、「椅子講座」。
かなり内容が濃くて充実したテンコ盛りの内容、スゴイの一言では片付けられません。
こちらはキノコが生えないうちにアップしないと、、
葛巻はもう秋でしたね、昼間は半袖で過ごせても朝晩はグっと冷えます、息が白かったですから。
もちろん、犬の散歩だけをしに行ったわけではありません!森と風のがっこうにお招きいただき「くずまき森の生活塾」というグリーンウッドワークで小さな折りたたみスツールを作る講座のためです。
2泊3日の間、おかげさまで天気にも恵まれてすっかり日焼けしました。
その模様は、のちほどグリーンウッドワーク協会のブログにて、、
というわけで、今日は講座のあとの盛岡観光をアップ・アップします。
なんだかんだありまして盛岡に到着、駅の観光案内で情報収集。
おススメの、でんでんむし一日乗り放題を購入。¥300
都市循環バスです。なかなか便利でした。
でもなぜデンデンムシ?との素朴な疑問は解けずじまいでした^^;
あまりアチラコチラに忙しく回るというのは苦手なので、行きたいところを3つほどに絞り観光開始です。
まずは、お腹も空きましたので腹ごしらえ。名物「じゃじゃ麺」。
とても混沌とした場所にお店があります。
もっと「元祖」とか「本家」だの煌びやかに謳っているのかと思えば案外控えめ、と言うかまったく宣伝なし!個人的には好きです。
そして味はと言うと、賛否両論ありますが僕は素直に美味しかったです。
茹でたうどんにミソで味付け、名古屋人には違和感のない味です、^^
少し具が残ったお皿に卵を溶いて茹で汁を注いだ「チータンタン」もシメにはぴったし。満足でした。
ホームスパンです。
じつは最近、染織などに興味を持ちまして。布を織りたいとかではなく、その道具を作れないかと言う方向で。ここ盛岡の有名な毛織物の工房、いわば今回のメインです。
丁寧に案内していただき、織機製作のアドバイスまで頂きなかなか勉強なりました。
やはり、道具を作るにはその作業の内容を把握するのが大切みたいです。
でも、あつかう素材こそ違いますがモノづくりには共通する点があるなと思いつつマフラーを購入したのでした。
そんでもって最後に、籠や柄杓などの民芸品を売っているという「光原社」を訪ねたところ、
、、振替休業、残念。
これにて、「盛岡探訪」終了です。
仕方がないので、近くの宮沢賢治さんと記念撮影して帰って来ました。
めでたし、めでたし?
ちゃんと必死に仕事しています、^^;
何だカンだと9月です。
先日、上松技専プチ同窓会にて約半年ぶりに同期のアンナ事やソンナ事を聞き、驚きつつわが身を振り返る今日この頃です。
今日のタイトルは、最初に勤めた造園会社の副社長のお言葉です。
ニュアンスとしては、「時代は流れているのだからいつまでも過去に囚われてはいけない。」みたいな使い方だったと思います。なにげなく言われたのですが、たまに思い出す言葉の一つです。
生の木を人の力で加工していると言うと、「あの頃は良かったよね。」風なとらえ方をされます。
たしかにそれは否定しませんが、個人的にはその先にあるモノを見てみたいと願っています、、
我が家は、お盆の夕方に玄関先で松を燃やす風習です。
この火を目印に、ご先祖様がやって来るそうです。
今年の薪は、わたくしの材料置き場から調達です。
一家に1人木工家がいると便利ですよ~、いかがですかお宅にも1人! (^^)
今年のお盆休みは15,18・19・20です。
ちょっと変則です。まあ、やらなくてはいけない仕事もありますので、、
というわけで、明日も暑い工房で熱く働きます!
気がつけば8月。
せっせと工房を使い易く外したり付けたり塗ったりの日々。
終わり見えない改修、そして気づく、、、一生続くな、、アハハァ。
というわけでそんな日々を綴ることに。
ブログの題名も改めました。
オリンピックもはじまりましたからね~。
工房工事再開しております。
目下、今週中の「事務室」完成に向けて。
きのう今日は、塗装です。そろそろ塗る面積が広くなってきてホームセンターで揃う塗料・用具では肉体的・精神的・金銭的に厳しくなってきました、^^;
そこで今回、塗料は業務用っぽいお店から1斗缶で買ってみました、リーズナブル!
白の艶消し、7分でも3分でもなく全くツヤのないシロを。
←そんでもって、こんな感じに塗って見ました。
(クリックすると1.9M相当のジフ画像が開きますv(^^)、お時間と通信速度に余裕のある方はご覧下さい。)
下塗り、中塗り、上塗りの計3回、少し首が痛いです。
このあと、一番広い作業場も塗りたいのですが、、「スプレー購入」の文字が、チラチラと頭をよぎります、笑。
あっ、あといくら室内とはいえ裸足でペンキを塗るのは良くないですね。足の裏がエライ事になります。
頑張った甲斐あって、なんとか仕上がりました!
でも、もう少しツヤがあっても良かったかな、、こうゆうのは難しいです。経験ですから。
ココに、事務机と棚を持ち込めばかなり仕事場っぽくなります。
手付かずの会計業務もはかどる!ハズです。。
ただ、事務机ってのがケッコウナンなんですよね~、一通り家具の勉強もしたし、木製品を売って生業にしていこうと思ってるので。。
悩みは尽きません。
きょう長崎から送ったカステラが届きました。
それを牛乳に浸しながら(美味)、先週末を振り返る。。
第42回 日本作業療法士学会 in 長崎、グリーンウッドワーク協会で参加です。今回はいつものクラフト的なイベントとは雰囲気がまるで違いました、当たり前ですが、汗。(なぜ生木の木工で作業療法なのか?とかは、協会ブログ2007.11.27 の記事にて。)
室内での実演は、もう慣れっこなのですが、右にパソコンでの仮想体験をする入力装置、左に1本足杖に移行する為の4本足杖。そして周りは作業療法士の方々が工夫された道具がずらっと並んだ中で生木をゴリゴリ削る。浮いてるような、いないような。
しかし、たくさんの方々にろくろや削り馬の体験をしていただけましたし、かなりつっ込んだ問い合わせなども頂き、手ごたえはかなりありました。
それにしても良い経験をしました。
そんなこんなで怒涛の3日間は過ぎたのでした。
遅めの朝食に「トルコ風ライス」を食べる。ピラフにスパゲッティを添えて豚カツのせた長崎の名物料理です!!とは、僕も行くまで知りませんでしたが、笑。 旨かったです、旨かったですが、、なぜ3つを一つの皿に、、奥が深いです。
そのあと、前日お隣さんにつよく勧められた「一本足鳥居」と「被爆楠」に。
本で知っている知識と、実際に自分の目で見た体験では全く違うことを改めて想い知りました。
60年余り過ぎて、なお残る痕と木の命の強さが対照的で色々な思いが交錯します。
なかなかうまく言葉にはできませんが、、ここへ来てよかったです。
その後、路面電車を乗り継ぎ、
3時のお茶ではなくチャンポンを食べ、
大浦天主堂、グラバー邸の“入り口”を撮影し、^^;
あわただしく帰路に着いたのでした。
電車の待ち時間にコーヒーを飲みながら、もの思いに耽ってみる。
さようなら長崎。
でも、また帰ってきます!皿うどんを食べに。