先週行われました、生木の木工教室スツール1日目、主に貫を作る工程です。
12本の貫が必要なのですが、丸太を割って削って整えて、思ったよりも時間がかかりました。丸ホゾの削りまで行けた方は1名だけでした。
教室は、仕事ではなく趣味の椅子作りですので、じっくり時間をかけて取り組んでも良いのではと思います。
詳しい椅子作りの方法はグリーンウドワーク協会のブログに譲りますが、今回工夫した目玉は、、、押し割台(←命名してみました)と丸ホゾ削りの方法!
ご覧のとおりですが、なかなかいい感じではないでしょうか。
出来上がった貫は、育苗箱で乾燥。
一週間たった今日、乾燥具合を見てきましたら思ったよりよく乾いていました。
寒い時期なので心配でしたが大丈夫でした、さすが造園資材です。
99.7gだったのが1週間で84.3gに1本で15.4gの水分が抜けたことになります。
1g=1ccとして12本あるので一脚分でおよそ185cc、コップ1杯弱の水分。
部屋に置いておいたらちょっとした加湿器代わりになるかもしれませんね(笑)
そして、、、お待ちかねの一斗缶スタンド!
片手で18KGの缶から液体が注げます、個人的にはかなり楽しいです。安い割に案外しっかりした製品でした。
一家に1台あったら、、、奥さんが眉間にシワを寄せて迷惑がられるかもしれない一品でした。(^^;
楽しみはさておきまして、今回教室を始めるにあたって生木の保管をどうしようかと思ったのですが、専門家のご協力頂きまして業務用の干割れ防止剤を購入しました。さすが木材団地。
普段は、木工用ボンドを塗ってひび割れを防いでいるのですが、水に塗れるとふやけてしまい屋外での保管に少々難があったのですが、、
一週間後の今日見てみましたら、細かい割れは皆無、雨に濡れていましたが、しっかり防水もしているようでした。大きなクラックが一本入っていましたが、これは干割れというより内部応力の崩れで割れた感じです。
乾燥による割れ防止にはなかなか有効の様です。
もう少し使い込んでからまたしっかりレポートしたいと思います。
あと1週間で貫がもう少し乾燥してほしいですね。
来週は、脚の制作と各部材を丸く仕上げる事と、組み立てまでを予定しています。
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