依頼品のラダーバックチェア、やっと脚と貫を丸めるところまで終わりました、ふ~。
あとは、穴をあけて仮組して、背板を削って、本組して、ツノ切りとピン打ち、サラッと亜麻仁油を塗って、座編みして完成です、あと一息。ゴッホの椅子に比べると、格段に手がかかります。
ここで私は、言いたい!
グリーンウッドワーク=電気を使わない木工というイメージが定着しつつありますが、Greenwood
=生木、つまり生木を素材にした木工ではないか。多少は電気を使っても良いのではないか!と。
打ち傷を膨らませるのに、電気アイロンはとても効果的です。幅5ミリで深さ20ミリの深いほぞ穴を掘るのにコツコツとノミで掘るより、トリマーを使った方が早くてキレイです。
生木をバンドソーで挽き割って、自動カンナにかけて製材するのは、グリーンウッドワークとは呼べないと思いますが、繊維を断ち切らないように割って製材し、生木の柔らかい内に銑で形を整えたならそれは立派なグリーンウドワークではないかと思います。
という事で、「ちょっとぐらい電気を使っても良いんじゃないかキャンペーン」を個人的に展開していこうと思います。
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