2012年2月28日火曜日

もちつき兎と米食いねずみ

120227_21_34_57 先週末は小雪舞う金沢へ



21世紀美術館で開催されている金沢美術工芸大学の卒業制作展示を観に行っておりました。
素晴らしいですね、大学で学んだことの集大成、私も刺激を受けます。



ついでと言っては何ですが、せっかく初めて金沢に行くのでガイドブック片手にかの有名な兼六園の灯篭を見てカレーにあんころもち、麩料理に市場の海鮮寿司、最後のしめにハントン風ライスともう食べられないほど堪能しました。



人間的にはともかく、体重的には確実に一回り大きくなって帰ってまいりました。



そんな自分への土産は、木地玩具。
とてもシンプルな作りですが、動きがとてもユーモラス。
何かの参考になりそうですが、、、



2012年2月20日月曜日

グリーンウッドワークのスプーンづくり講座はここが違う!!

本日のスプーン講座もなんとか終了いたしました。



今回の記事はすこし他の「木のスプーンづくり体験」とグリーンウッドワークのスプーン講座の違いをご説明したいと思います。



※ここで言う「木のスプーンづくり体験」とは特定の体験を指すものではなく、あくまで私個人がおそらく一般的であろうと想像する体験であることをご了承ください。



まづは、一番大きな違いは材料です。
木を使うことは同じですが、ヨソでは乾燥した板材、より丁寧な仕事をされるところではあらかじめスプーンの形にかたどられた材料が用意されるかと思います。



145 ところが、ウチは違います。
山から切りたての乾燥していないな生の丸太がドーーンと置いてあり、そこから始まります。これは、けっして準備をするのが面倒だからという手抜きではなく参加者の皆さんに樹木から木材にどういった形で変わっていくのかということを知って頂きたい為であります。
ええ、決して切る手間が惜しいとか言う訳ではありません!



 



 
そして、この丸太をを30センチほどに長さに玉切りし、割り、斧で荒くはつり、削り馬で整えましたら足踏みろくろで直径5センチほどのコケシのような形に削ってもらいます。
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電動の木工旋盤で削ればものの10分もかからない工程ですが、約1時間半ほどかけて人力でこなします。
断固として、電動の旋盤を購入するお金がないとか、電気代が払えないとか言う訳ではなく、人の力で木を削る楽しみを伝えたいがためです。
 



 



 



それを、あとはヒタスラいろんな削り馬やクランプなどの固定具と丸ノミやナイフ、ノコギリなどの各種手道具を駆使し1本のスプーンの形に仕上げます。
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朝の10時から夕方5時まで、だいたい6時間ほどかけて一人1本のスプーンを作り上げます。それでも、まだ乾燥していない未完成のスプーン。
この後皆さんに持ち帰ってもらい数日乾かした後、ご自分でオイルフィニッシュして仕上げてもらい完成です。



2~3時間で手軽に出来る体験ではありませんが、他とは一味違った味わいがあるものと自負しています。こういった体験にご興味のある方は是非。



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運が良いと美味しいおやつも食べられます。
(ただし、毎回のおやつを保証するものではありません。あしからず、^^;)



 



 



 



次回の日程は未定ですが翌々月の4月を予定しております。
ご希望の方はグリーンウッドワーク協会までご連絡ください。



2012年2月19日日曜日

匙三昧

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今日は乾いたスプーンを削り、明日は生のスプーンを削る



美濃はとても寒いそうです。
明日のスプーン講座にお越しの方が、もしこのブログをお読みでしたら相当の厚着でお越しください。



2012年2月8日水曜日

電気が無くても体を温める方法

それは、キノコ作りです。Img_2500



足踏みろくろを使い2時間ほどかけて木製のキノコを作ればうっすらと額に汗が、、、



というのは冗談で、ちょっとろくろを改良して器も挽けるようにしましたので、ガッツリ体を動かして温めてみました。頼まれモノを作らないといけなかったのですが、暖房設備がお粗末な工房があまりに寒かったもので。。



 



以前頂いた、和式の轆轤用刃物が大活躍。さすがによくできております。しばらく練習してこれを使いこなせるようにしたいです。