2005年12月30日金曜日

忘年会、フォー!(←とりあえず今年、流行ってるので。)

Bounennkai4 今日は木工教室の忘年会でした。
教室に集まる面々は、バラエティーにとんでます。このコミュニティーはいったいなんなんだ?そんなギモンも、楽しいからまあイイかと思います。
話題も、「木工の技術的」な事から「意外と近かった職場」「引っ越しの捨てられない荷物」etc...、楽しかったです。
忘れたい事、忘れたくない事、色々ありますがとりあえず僕の年内公式行事終了です。
今年は、けっこう頑張った気がしますが振り返るとあまり前に進んでいないような気が...。まあ前進した事は、間違いないので善しとします。
来年は、どうしようか。のこりで、じっくり考えます。



ところで今日ホームページタイトルの「木生」は、なんと読むのかご質問を頂きました。口下手なので突然の質問ではグズグズです。ちょっと悔しいので文章にまとめてみます。



いまから4年前、HPを作るときにとても影響を受けたのが、マイク・アボット氏の「LIVING WOOD」です。たぶん『森で住む』というような意味だと思います。
でも名前を何としようか悩んでいる時に、Live=生、Wood=木、で生木(ナマキ)になると“ハッ!”と気付きました。そこで、ひっくり返して-木生-としました。
読み方も世界展開を考え、ローマ字表記にしたとき「kiki」としたほうが通りが良い、と言う理由で「キキ」としました。でも誰もそう読んでくれません。残念ながらワールドデビューもいまだ果たせず。
でも別に、呼び名はどうでもいいので、お好きに読んでください。中身が大切ですから。
来年こそは!

ということで、来年もよろしくお願いします。Akahuku





2005年12月26日月曜日

深く!

Annzu2005 連休で仕上げたアンズの挽きものです。「生木は、湿っているうちに削れ!」と昔の偉い人も言ったとか言わないとか。
最近のテーマは、-深く削る-です。



例えば、身近のある"紙コップ"型ですが、これを木で作ろうとするメチャ大変です。
わずか7~8センチの深さですが、これが、けっこう恐いです。
刃物を持つ手が緩むと、たちまちガッゴッガッ、ボコ!と木が吹っ飛びます。
でもなんとなく、作り方がわかって来ました。



アンズは、期待していた程よい香りではありませんでしたが、コントラストが渋い感じの良い木でした。
もう少しありますので、これを生かせる形のモノを作りたいです。



2005年12月25日日曜日

雪辱

Yukidaruma05 カマクラを作るには、ちょっと雪が少なかったので雪だるまを作りました。



雪だるまには、苦い思い出があります。
僕がまだ幼い日、昨日と同じような大雪が降りました。
喜んで、雪だるまを作り始めましたが、まだ未熟だったので、家の前から出発してしまったのです。
結果、大きくなりすぎた雪だまは、途中の道の真ん中で動かす事が出来なくなってしまいました。
どうしようもなくて、泣く泣くスコップで崩したのでした。



雪かきをしていたら、近所の子が雪だるまを作っているのを見てそんな事を思い出しました。



2005年12月23日金曜日

冬至=終了。

今日で、今年の仕事が終わりました。(僕のココロの中で)
あとは、オマケみたいなもんです。と思いきや、また凄い雪です。



いつもは、1時間で帰れるところが3時間かかりました。こんな渋滞、初めてです。
太い道はまだ良いですが、少し裏道に入るとツルツルです。
9年間はき込んだノーマルタイヤで滑りながらの帰宅でした。恐かったです。
明日は、きっともっとツルツルだと思います。休みでホント良かった。



そんな中、アンズの生木をお持ち帰りです。桜と同じバラ科なので、雰囲気は似ています。
細めの枝ですが、どんなカタチに仕上がるか楽しみです。



この雪でカマクラ作れそうです。
アンズを削るか、カマクラを作るか明日は悩みそうです。



2005年12月1日木曜日

選外

とある公募展に応募していたのですが、昨日『選外』のお知らせが届きました。
結構、こたえます。



ウソでもいいですから「惜しかったね」ぐらい書いてあると気も楽なのですが、当然そんな言葉も無く。(当たり前か。)



ションボリしていても、しかたがないので気持ちを切り替えます。
自分を信じて地道に行こうかと。



with_a_cry





 



 



ファイト~!



2005年11月27日日曜日

頂上へ。

madakana この間の祝日に、木工教室登山部?で三重県の藤原岳に登りました。



標高1120m、僕にとっては初本格的な登山でした。
幸いな事に、天気は最高!これ以上は無いという位の秋晴れでした。
でも、一番印象に残ったのはてっぺんで食べたキムチ鍋のおいしさでした。



いい一日でしたが、やっぱり帰ってきてから筋肉痛になりました。とほほ。



木工道を極めるには、山にも登らなければいけない。厳しい道のりです。



2005年11月23日水曜日

マザーハウスにて

mother05  先日の日曜日、Bo-Nenさんに誘われてマザーハウスという所のお祭りのお手伝いをしてきました。





playlathe僕の出来ることといえば、例によって「足踏み木工ロクロ体験」なので、さわやかな秋の陽射しのもと三好池の湖畔で頑張りました。





ロケーション最高!のマザーハウスは、保育施設なので当然お客さんは子供達です。彼らの自由奔放な発想にホンロウされながらもノンビリとした1日でした。
写真のお子さんは踏み板をジャンプ台!にしようとされています。



小学生未満だと、まだロクロは難しそうです。何か他の生木を使った「遊び」を考えたいですね。



2005年11月21日月曜日

パコイン?

pakoin トップページの写真、更新しました。



花器に使っているのは、公園にあった廃屋の裏庭で見つけた古いビンです。
そこにははっきりと「パコイン」の文字が刻まれています。



パコイン?色々調べたのですが何なのか解りません。壜に目盛りが入っているので何かの薬品かなとも想像してみます。何となく、カフェインに響きが似ています。



コーヒーに入っているから「Caffe in」と聞いたことがあります。という事は、これは「パコ」に入っていた物?パコって何?謎は深まるばかりです。



どなたかご存知でしたら教えてください。



2005年11月20日日曜日

グリーンウッドワークにまつわる旅日記

gwhollday 今回の旅は井丸さんにお会いするのが目的です。僕も行ったことのあるイギリスの生木の木工教室に行かれた方です。(たぶん、日本で2人しかいない。)
何度かメールでのやり取りはあったのですが、お会いするのは初めてでした。



やっぱり、直接あって見ないとわからない事っていっぱいあります。有意義な情報交換&お土産を頂いて帰ってきました。



井丸さんのホームページです。→「緑のクラフト



まずは、点と点がつながって線になった感じです。



2005年11月14日月曜日

グリーンウッドワーク普及促進の旅

先ほど、一泊二日「グリーンウッドワーク普及促進の旅」から戻ってまいりました。名古屋から東京は、車で行く所ではないですね。フラフラです。



詳細は、後日レポートします。



とりあえず今日は、もう寝ます。



2005年11月5日土曜日

逃亡の果てに。

kabocha











 



 



 



昨日は、秋の草刈作業でした。草を刈っていると、いろんなものを見つけます。空き缶、タイヤ、雑誌、カエル、etc...でも、カボチャを見つけたのは初めてです。最近、カボチャに好かれてるようです。
どうやら、隣の畑から逃亡してきたようです。持ってみると、ずっしり重い。美味しそうだったので、お持ち帰りです。



南瓜フライにして、食べてみようかな。



2005年11月2日水曜日

教室展、終了~。

gattai おとつい、教室作品展無事、終了しました。
足踏みロクロの実演も3年目です。説明は、かなりスムーズになったと思いますが、新鮮さが無くなって来ました。新しい展開が欲しいですね。来年に向けて、考えます。



今年の作品展は、皆さんかなり気合入ってました。作品のレベルもさることながら、写真付きで説明など面白かったです。来年はどうなるんでしょうか?楽しみです。
残念ながら僕の目標だった優勝は惜しくも逃しましたが、特別功労賞を頂きましたので良しとしたいと思います。また、来年に向けてガンバリます。



詳しい事は、10日頃に先生のページで紹介されること思いますので、そちらをご覧下さい。





2005年10月27日木曜日

「見えないモノ」作り

mienaimono 久しぶりにスプーンなどを作っています。



前にも書いたと思いますが、スプン作りは僕が木工を始めたきっかけです。初めてヒバの木で作ったものは、最悪でした。口に含むと、広がる強烈な香りと苦味。木の種類は選ばないといけないと、身をもって知った瞬間でした。



あれから幾年月、何となく自分の好きなカタチがわかってきました。でも、スプンはスプンなんです。どんなに、力をこめて作っても大量生産の物と出来る事は変わりません。食べ物をすくって、口に運ぶ。それだけです。
手作りだと、1.5倍多く運べるとか、食べていても疲れない、なんてことはありません。



じゃあ何が違うのか、と言われると困ってしまいますが。ただ、僕の「良いモノを作りたい」という思いが入っているぐらいです。まあ、見えませんけど・・・。



でも少しでもそれを感じてもらえるよう努力したいと思う、今日この頃です。



2005年10月24日月曜日

シンボル

terebitou きのう用事があったついでに名古屋のシンボル「テレビ塔」に登りました。
最後に登ったのはたしか、小学生の時、叔父さんに連れてこられて以来ですから 、ホント久しぶりです。
「デザイナーズウィーク」で、椅子が展望台に展示されていると言うので見てきました。



ブログをご覧の方の中には「そんな、人の椅子見てる場合じゃないでしょ!」と懸念されているかと思いますが、ご安心ください。無事、今日ついに「竹編みハシゴ椅子」完成いたしました。パチパチパチ・・・
部材を削るのに3日、組み立て&塗装&竹剥ぎ&座編みに各1日、製作総日数 延7日間。僕のいま持てる技術の全てをかけて作った渾身の大作です。hasigoisu



この椅子のデザインは、マイク・アボット著「Living Wood」を参考にしていますが、たぶん伝統的な「ラダーバックチェア」の集約だと思います。
まず、高名なデザイナーズチェアと並んでインテリア雑誌に載る事のない素朴な椅子ですが、木の可塑性を生かしたエレガントなカタチ、床が凸凹でもしっかり四つ脚が地面につくフレキシブルな構造、木の強度を最大限に利用した軽さ、と快適機能を持った素敵な椅子で、僕は大好きです。



今月の28日~30日に、僕の通う木工教室の作品展があります。お時間のある方は、ぜひ遊びに来てください。(29・30日は、僕もお手伝いしています。)



2005年10月22日土曜日

青竹

take1 この間作ったハシゴの椅子の座面を竹で編むために、長い青竹から、竹ヒゴをとる技を足助で教わりました。
「青竹」ってところがミソです。水分を含んだ竹、つまり「生」です。
きっと生木とは相性がいいと思います。



*日本語で未熟なことを「あおい」と言いますが、色で言えばブルーではなくグリーンの事です。
以前、親方に「その青い枝とっとけ!」と言われて、「青?」そんな色の枝はないけど...と困惑した記憶が。緑の枝の事でした。



take2脱線しましたが、前からやってみたかった長い竹ヒゴ作りを現在進行中です。 広くなった、作業場を目いっぱい使っての作業です。何しろ竹の長さが4メートルあるものですからアッチやったりコッチやったりで合計8メートルのスペースが必要です。



竹を剥ぐのは、まだ慣れないせいか時間がかかります。さらに、指先のビミョーな力加減が要求されます。今週は仕事が、終わってからそんな事を「夜な夜な」してました。



take3 あと少しで、ぜんぶ剥げます。あとは、幅と厚みを整えれば「編み」に入れます。
何とか、今月末の木工教室作品展に「竹編みハシゴ椅子」を完成させたいと頑張ってます。今年こそは、めざせ優勝です!



*注)実際の教室展で優勝とかはありません。皆さんの1年の成果を発表する楽しい場です。あくまで、僕のココロの中での話しです。



2005年10月20日木曜日

ブログ調子わる!

どうもブログの調子悪いです。写真アップできません!21日に工事があるみたいなので、しばらくお待ちください。



2005年10月17日月曜日

お茶を一服

kaisyaniwa 昨日は、会社のお祭りでした。毎年、運動会と文化祭が交互に行われます。
今年は文化祭、ということで僕のいる所は、事務所前を整備した庭をめでながらお抹茶を飲んでいただくという企画でした。(写真は、庭の一部です)
コテコテの和風の雰囲気です。苔がいいですね。



僕は、後ろに写っている「四つ目垣」を作りました。基本中の基本の竹垣ですが、それだけにセンスが問われます。いかがでしょうか?



お客様は4時間で100人来て頂いて大盛況でした。kurikinton
これが終わると、いよいよ本格的に庭の剪定シーズン到来です。忙しくなります。



その前に、手作り栗きんとんでちょっと一服。う~ん、秋ですね。





2005年10月13日木曜日

覚王山参道ミュージアム、終了。

kakuouzan05 無事、参道ミュージアム終了しました。僕の予想以上に、内容の充実した企画になって、来ていただいた方に楽しんでいただけたのではと思います。
一緒に参加した&来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。



でも、参加者だけの打ち上げの「自己紹介」には参りました。そうゆうのは、苦手なので…。会場をわかす一発芸が欲しい!と、この時ほど願った事はありませんでした。(写真は公開するに忍びないので、一部自主規制)



高野山につづく覚王山での「山」修行を積んで成長したのではと思っています。今後どう展開していくか、自分でも楽しみです。







2005年10月8日土曜日

ポストカード

top0510 トップページの写真を更新しました。今度参加する、「覚王山参道ミュージアム」のために用意した、名刺代わりのポストカードの写真です。一応、それなりの意味をもたせて見ましたので解説しました。(写真をクリックすると大きくなります。)あと、お知らせページを更新しました。見てみてください。



イベントまで、あと...んっ、明日です!
ぜひ、遊びに来てください。



2005年10月6日木曜日

備え。

sonae 今度のイベントは野外で、雨天決行です。前回のイベントで、自然の力を思い知ったので、テントを購入しました。しかも1,750円。安い!



「試しに組み立ててから、ご使用ください」とあるので、きょう車庫で組み立ててみました。う~ん、これを雨風の中やるのは、かなりしんどそうです。
当日、晴れるのを祈ります。ホント晴れてください、何でもします、お願いします。



2005年9月30日金曜日

命の水!

inotinomizu工房に、水が出るようになりました。そうなんです、僕が今まで作業場として使っている車庫は、もとは廃屋で電気だけ通していたんです。(複雑です。)
水道が通ったと言う事は、「祝!トイレも使える。」のです。これで、お腹が痛くなっても、ダッシュして50m離れた実家に戻らなくてすみます。ホッ。



『水が使えると便利になるな、アハハン。』と気軽に考えていたのですが、よく考るとけっこう大事です。電気と水が通ったら廃屋はもう立派な家です。もし借りたりなんかしたら、一ヶ月〇万円します。それを、基本的にタダで使えると言うのは損なのか得なのか?疑問が沸いてきます。
そんな自分を「純粋に喜べない所が大人だな~。」と誉めて?みたりします。



なんか良くわかりませんが、作業場の隣も空地になって自由に使えます。とにかく最近いい環境になってきました。



2005年9月27日火曜日

エキスポ ロス

miti 昨日、万博が終わりました。僕の予想に反して、多くのお客さんであふれていました。中には、毎日の様に通った人もいるみたいです。そんな人は、きっと今日から何していいかボー然としている事と思います。



そんな人は、ぜひ今度の「覚王山産道ミュージアム」に来てください。 木工のワークショップ開きます。万博に負けない「自然の叡智」をみんなで表現しようと計画中です。(ちなみに僕は、万博には一度も行きませんでしたが。行った人達の話しはタップリ聞いています。気分的には、5回ぐらい行った感じです。)



2005年9月26日月曜日

stpe by stpe

stepどんなに目標が遠くても目前の一歩を踏み出し続ければ、いつのまにかゴールに到達する。僕の信じている言葉です。



今日は宣伝用に、「ポストカード」を作ろうと思い、写真を撮るのにいい場所探し続けました。
なかなか、「これだー!」と言う所が見つかりませんでした。結局、家から5分の場所で落ち着きました。探し物は、案外近くにあるもんです。



2005年9月24日土曜日

常備生木

sugimaruta そう、いつの頃からかいつも生木が家にある。最近は、特上?のものばかり。
なくなりそうになると、必ずどこからかやって来ます。生木が、寄ってくるのか僕が寄せるのかは分かりませんが。
種類も豊富に、杉、桧、桜、欅、柳、樫があります。



素材は最高!あとはコックの腕しだいです。たくさんの人に、おいしい所を味わってもらいたい。いまは、そんな気持ちでいっぱいです。秋ですから。



2005年9月19日月曜日

近況報告

涼しくなって、ちょっと活動しやすくなってきました。
ということで2つほどお知らせです。



ひとつめは、こんど「覚王山参道ミュージアム」に参加します。内容がまとまったら、また改めてお知らせします。



もう一つは、僕が作業場として使っている車庫の隣が来週空き地になります。13坪ほどの広さですが、そこを自由に使えるようになります。
ちょっと、新しい事できそうです。



oosugiもう丸太の置き場に困らなくてすむんだ思うと嬉しくて、今日ちょっと大量にもらいすぎて、置き場に困ってしまった写真です。



2005年9月12日月曜日

見た目と中身は違う!

erabu 写真は、今日のうちの冷蔵庫です。ヨーグルトが、3個並んでいるように見えますが、実は違います。中身は右から、ヨーグルト、ワカメ、味噌汁です。
久しぶりに「ヨーグルト」を食べようと思って、開けたらビックリです。
想像してみて下さい、白い半固形物を予想していたら茶色いシャビシャビな液体が入っているんですよ。
一瞬、何が起こったかわかりません。
他の家でも空き容器に味噌汁を入れているんでしょうか?



今日は選挙でしたが、これも開けてみないと分からないですね。



2005年9月4日日曜日

秋の豊作

housaku 見た事がないほどヤマボウシの実がなってました。
ものの本によると、甘くて食べられるとあります→→→食べてみます。
たしかに甘い、微妙に。あえて非難を覚悟で味を表現すると「バナナとイチジクを足して2で割って、あと味がナシ」でしょうか。



木の実が色み出すと、秋を感じます。もう秋なんですね。



akinosora 朝晩涼しくなってきて、過ごしやすいです。あとは、美味しいものでも食べて、夏の疲れを取らないといけません。



今年は、サンマが大漁らしいので楽しみです。





2005年8月26日金曜日

ふくらんだ期待の代償

きょうは、台風の日でした。
会社は、暴風警報が出るとホントに休業になる素敵な会社です。(もちろん後で出勤などしないといけませんが)



目先の利益につられる僕としては、警報が出るのを今か!今か~!と待ちぼうけでした。
結局、普通(むしろ天気良かった)1日でしたが、なぜか精神的にガックリして1日を終えました。このやるせない気持ちをどうすればいいのでしょうか?



2005年8月23日火曜日

ラブリー。

lovelychair お盆休みで削り出したケヤキのラダーバックチェア(ハシゴの背もたれ椅子)を組み立てました。
今回は蒸し曲げが上手くいったので、かなりマイクさんの本にあるオリジナルに近い物が出来上がったと思います。



やっぱり椅子作りは、時間がかかる分カタチになったときの達成感がたまりません。背もたれの曲がり具合が、非常にラブリーです。



あとは座る部分だけですが、今回は青竹で編んでみようと考えています。そろそろ秋なので、竹の収穫時期ですし。





2005年8月20日土曜日

お休みのお休み

gunya 12日~16日までお盆休みだったのですが、ひさしぶりにまとまった時間が取れたのでフト思いたって、ラダーバックチェアの部材を削り出してしまいました。結局4日間ほどかかってしまいました。何のための休みか分かりません。自分でも、ソートーのお馬鹿だと反省しています。



夏の疲れと、お盆休みボケで今週は思うように体が動きませんでした。まったく先が思いやられます。明日の土曜日は、絶対ゆっくり休みます...と言いつつもう今日になってしまいました。
夜更かしは、良くないですからね。早く寝ましょう、おやすみなさい。



2005年8月15日月曜日

異名

howaitobeisu 写真の「シェービングホース(削り馬)」ですが、白く塗ったらガンダムに出てくるホワイトベースに似てません?ガンダムと言えば、「赤い彗星」に代表される異名が重要な要素でないでしょうか。ということで僕も自分で考えてみました。(半分虚構です。以下、真実です。)



きょうは、お盆休み満喫でテレビをみれました。関心のある「椅子」や「庭」に関する番組がやっていたので久しぶりにじっくり見ました。その中でミョーに気になったのが、出てくる人物の異名です。**のカリスマ、○○の魔術師、△△のソムリエ、etc これっていったい誰が名付けるんでしょうか。もしかして自分で申請するのかもしれません。
ということで誰も名付けてくれそうもないので、自分で名乗ってみます。基本的に、「何々の+何とか」という構成みたいなのでそれに倣います。
生木の造形家、造園界の異端児、ウ~ンちょっといまいちですね。樹木の蘇生請負人、庭の革命児...完全にウソですね。
意外と難しいです。やっぱりまだ、実力が伴っていないのかもしれません。
とりあえず、「天性の迷い人」あたりが妥当かもしれません。



2005年8月13日土曜日

夾竹桃の香り

お~~盆休みです!イェィ。
気のせいか、1ヶ月ぶりの休みのように感じます。なぜでしょう?



kyoutikutouそれはさておき、昨日お盆休み前の掃き掃除をしていたら、どこからともなく甘い素敵な香りがしてきました。探してみると、どうやらキョウチクトウの花から漂ってくるではないですか。香りフェチとしては、ビビッとくるものがありました。
庭師になって約10年、夾竹桃の花は毎年眺めていましたが、香りがあるなんてはじめて気付きました。いったい僕は、何をしていたのでしょうか。



最近思ったのですが、探しモノって自分の中で見つけられるかどうかが大事じゃないかって気がします。目の前に在るけど気付かない物ってたくさんあると思います。
どうやって見つけるかは、まだ分かりませんが。(運かな?)



2005年8月10日水曜日

遅くなりました。

先月末に参加した高野山クラフトキャンプの感想をアップしましたのでご覧下さい。ここをクリック



sakana ホント暑いです。先週末、長野県上松町に川辺でバーベキューをしに行って来ました。朝晩とても涼しくて、二日間ですっかり体がなじんでしまい、名古屋に帰ってきて2倍くらい暑いです。
あと少しでお盆休みです。あと少しで...



2005年7月29日金曜日

熱中症を防ぐには

先日、熱中症の予防講座を受けてきました。暑い中で水分を失い時に死に至る危険な病だそうです。
今日なんかは、まさに危険な1日でした。刺すような日差しの中、何とか生き延びてきました。

あと一日です。週末は、「高野山クラフトキャンプ」に木工仲間と一緒に参加します。二日間のイベントです。一応、手作り品を売ると言う名目ですが、行く本人はどちらかと言うとキャンプ気分です。

netyuu
写真は、イベントの準備をしなければ!と思いながら、なぜか塗装してしまったトップページのスツールです。
群青の顔料で、ちょっとCGぽいです。目が痛くなるようなビビットな色彩!
失敗ですね。こんな椅子が家にあったら落ち着きません。何とか修復します。

木工もあまりに熱中すると死ぬかもしれません。時には何か水分補給的なものがが必要かもしれません。
木工熱を冷ます水ってなんでしょうかね?

2005年7月17日日曜日

チャンスの神様

聞いた所によると、「チャンス」は前髪しかない全裸の神様で、全力疾走で向かってくるのでその前髪をつかみ損ねると、後からはどうやっても捕まえられないそうです。後で後悔するなと言うことらしいです。
実際にそんなわかりやすい風貌で走って来たら絶対捕まえる自信があります。いまだかつてそんな人を見たことありませんが。(えっ、たとえ話なんですか!)

冗談はさておき、最近これはチャンスなのかな?と思う事があります。でもなかなか飛びつけません。多分名前についているの「慎(つつしむ)」の字のおかげです。思い切って改名でもしてみようかなと思う今日この頃です。たとえば、チャンスケとか...無理っぽいですね。

2005年7月3日日曜日

感想

hamono
合計8日間の和ロクロの講習が終わりました。刃物造りから始まり、希望の作品を仕上げるという本格的なものでした。ということで、今の僕の感じた西洋と日本の木工ロクロの違いを書いておこうと思います。(木工ロクロに興味のない人には、まったく面白くない内容となっています。すみません。)

この講習を受講したのは、「生木を削るのに適した刃物を作りたい」という動機でした。調べた所によると、世界中どこでも最初は生木を削っている。そして使っていた刃物は、同じ様な形。そんな事から、一度日本式の木工ロクロを体験してみたいと思っていました。
大きな違いは、「削る木」の固定方法です。西洋式は両側から2点で支える事が多いのですが、日本式は片側からだけです。それぞれ長所と短所があります。2点で支えた方が、しっかり固定できます。ですが、回転中心を削る事ができません。でも、しっかり固定すれば、一度にゴリゴリとたくさん切削できます。今は西洋式でも片側だけで固定もしますが、比べるととてもギュッと固定します。
そのせいか、刃物の作りもまったく違います。西洋式は、よりゴリゴリ削る為にぶ厚くしっかりできています。一方、和式は、材料に無理をかけず軽く削る為に薄く繊細な感じです。
どちらが、優れているという事はないような気がします。極端かもしれませんが、ただ見る角度が違うだけでまったく同じ様に思えました。丸いモノが出来る点では同じですから。

ということで、これで生木を削る為の最高の方法が見つかったかというと「否!」です。前より、もっと解らなくなりました。アハハハ、ハァ~。ゴールは、遥か彼方です。この蛙の見つめてる先のように...kaeru


2005年6月27日月曜日

命がけ

senpukiだんだん暑くなってきました。車庫が作業場なので、夏は厳しいです。特に、車を使った後は最悪です。エンジンの余熱で、+5度は確実。危うく脱水症状になります。タイトルどうり「命がけ」かも。
命は大事なので、扇風機を購入しました。熱風が循環するだけかもしれませんが、無いよりマシです。

久しぶりにトップページにあるスツールを作って見ました。どうでしょうか。


2005年6月13日月曜日

西か東か

今日、和式木工ロクロの講習6回目が終了しました。あと2回です。
西洋式に慣れた自分にはちょっと難しい講習です。鏡を見ながら字を書いているみたいです。
やり方が、まったく逆と言う感じです。
でも、最後には同じ所に行き着く。地球1周を西から行くか東から行くかの違いみたいですね。
方向音痴の僕ですから、もしかしたら目的地とはまったく違う所に到着するかもしれません。それもまた面白いかも。

2005年5月30日月曜日

ハングリーに!

pekopeko
昨日、木工仲間で松本クラフトフェアに行ってきました。さすがに、歴史あるイベントです。レベル高かったです。
でも来年こそは参加したいです。なので、どんな風にテントを建てればいいかとか見てきました。(端っこは不利ですね。)

このあいだ僕も出た「せと創作市場」に出展していた方もいました。色々なイベントに顔を出しているうちに、だんだん知り合いも増えていきそうです。

写真は、行く途中にあった看板です。最近忘れかけている、「飢餓感」を思い出せというメッセージですね。きっと。

2005年5月22日日曜日

丸い物

sakurawan
「木工旋盤では丸い物しか出来ないので、面白くない」とたまに聞きます。でも生木の場合、材料が変形してしまうので丸い物が出来ません。逆に、難しいです。
今日は、注文品の製作です。1時間で1個のペースで作れました。でも4個でフラフラになりました。うち1個は、バッリと吹っ飛びました。
木の器を作って、ご飯を食べている人は、どうやっているのか不思議です。一度みてみたいです。

2005年5月21日土曜日

五行山

��月から足助というところで、延8日間の「刃物から作る和ロクロ教室」に通っています。ハイスを鍛造してバイトを作れる面白い教室です。
話は変わりますが、そこには陶芸、楽器、木工ロクロ、竹細工と4つの工房が集まっています。竹細工にも興味津々の僕は、さっそく話に行きました。なんとそこの方は、去年まで僕の通っていた名古屋の竹細工教室の元生徒さんでした。さらに、その教室の先生は、一緒に居た木工旋盤仲間のKさんと、ご近所だったのでした。ビックリです。
世間は狭いです。僕は、かなり遠くまで出かけた気でしたがマダマダのようでした。まるで、お釈迦様の手から飛び出せなかった孫悟空です。現在、五行山にて修行中みたいです。
��..三蔵法師待ち?

2005年5月8日日曜日

全力疾走

昨日、「せと創作市場」の反省会が終わり一段落しました。去年の12月から、仲間集め、作品作り、ミーティングをコツコツ重ねてきました。結果、なかなか充実した成果があったのではと思います。
記念に、撮ってもらった写真をまとめてみました。雰囲気が伝われば、嬉しいです。

2005「せと創作市場」風景

2005年5月5日木曜日

無事終了しました。

「せと創作市場」無事終了しました。皆さんありがとうございました。
今よく見たら、僕のページのどこにも場所と時間の案内がなかったことに気がつきました(自分のウッカリ加減に驚きです)。それなのに「ページを見てきた。」いう方がみえて、とても感謝です。
こういったイベントは、2回目ですが、まだイッパイ・イッパイでした。今回運良く、ベテランの方とお話できたのですが、その方は、今の時期だと毎週末ぐらい、イベントに参加されているそうです。凄い!
でもそういった、超人(モッコウチョージン?)になるためには、もっと修行が必要そうです。

とりあえず「山ごもり」でしょうか?

2005年4月27日水曜日

木のある暮らし

来月の5月3・4日、瀬戸市文化センターで開かれる「せと創作市場」に参加します。
木工教室で知り合った仲間8人で、「木のある暮らし」をテーマに作品を展示します。ぜひお越しください。

2005年4月10日日曜日

ニューファンタスティックマシン!

haru
「電気って素晴らしい!」 
ついに電動の木工旋盤を購入しました。新しい世界の扉が開いた感じです。
とは言うものの、使いこなすのには努力が必要そうです。しばらく遊べそうです。


2005年3月27日日曜日

期待

昨日ついに、万博が始まりました。僕が毎日使っている通勤通路は、「グリーンロード」と呼ばれる、ちょうど万博へ行く車とかち合う道です。
さすがに、開催初日は大渋滞で、会社には当然遅刻。電話で「いつ着くか分かりません!」と連絡を入れて、結局、会社に到着したのは、お昼過ぎでした...

というシュチュエーションを想像していたのですが、残念ながら、いつも通りスムーズに通勤できました。

「あまり期待しすぎるのは良くない。」という教訓をもらいました。
なので、あまり期待せずに平日にでも行ってみたいと思います。(*午後5時から入場料半額らしいです。)

2005年3月12日土曜日

人生、初めての万博だ?

今月、地元で「愛、地球博」が25日から始まります。
僕の会社が会場の近くにあることもあり、休憩時間に万博話で盛りあることも、しばしばです。
メインの内容は、公共交通機関の能力を上回る過剰な観客を万博会場にスムーズに移動する方法や、会場に食べ物を持ち込めないということで、込み合う時間には違いなく食料が不足するであろう事態の対応策です。

万博というのは、恐ろしく人が集まる物だそうです。想像もつきません。
25日が楽しみです。


2005年3月7日月曜日

苦悩

hosohoso今日、木工教室で先生が近くで工事があったので「生木がいっぱい出てるでー。」と教えてくれました。昼休みに行って見ると、そこには生木が山に積んでありました。
僕にとっては宝の山ですが、工事の人から見れば厄介な廃棄物なのでしょう。上手くいけば、紙の原料にでもと廉価に買い取ってもらえるのでしょう。
でもそれでは、もったいないような気がしてなりません。小楢や桜の木でしたが、器にしたら香りも良いとても素敵な物になると思うと惜しくてしかたありません。
でも、今の自分にはどうしようもできません。あまりに残念なので、手ごろな枝を拾ってきて教室でゴブレットを作りました。



2005年2月27日日曜日

愛知1号

hira大量にもらって来て余り気味のサクラの生木で、キノコを栽培する事にしました。会社の先輩から分けていただいた、ヒラタケ種菌「愛知1号」です。椎茸よりも簡単で、来年の秋には収穫できるそうです。

今からキノコ鍋が楽しみです。

2005年2月22日火曜日

お店を始めるために?

生木のお礼にと、雑貨屋さんになるの為のハウツー本を頂きました。
お店をやりたいと考えた事はありませんでしたが、この本を読んで絶対に自分の店は持てないと確信しました。

いい感じの量産品が安く売っている時代です。この間、立ち寄ったお店では、ウレタン塗装のお椀を「漆器」として売っていました。意味が、わかりません。

まあ、とりあえず地道にレンタルボックスかイベントを頑張るかな、という感想でした。

2005年2月3日木曜日

祭りだ~♪

今日は、久しぶりの大雪で、頭の中で北島三郎*の「祭りだ~祭りだ~♪」の部分がエンドレスで流れていました。
雪で大変な思いをされた方には申し訳ありませんが、この躍るココロはどうしようもありません。造園業は、雪が降ったら仕事のなりません。雪国の庭師さんはどうしてるんでしょうか。遊んで暮らしているのでしょうか?僕は、明日からまた通常どうりのようです。

*幼少の頃から「暴れん坊将軍」が好きだったので、しぜんと北島三郎も聴いていました。最近、最終回を迎えたことを知ってショックを受けています。

2005年1月31日月曜日

木材は友を呼ぶ

sawingそろそろストックの木材がなくなりかけて心配していたら、たて続けに大きな木を切る仕事がありました。中には、直径40センチの太い木もあってコマ切れにするのがもったいなくて、初めて製材所で板に挽いてもらいました。写真の白い木が、「エノキ」赤っぽいのが「メタセコイア」です。30mm厚の板が全部で22枚、置き場所に困るぐらいです。でもうれしいです。この他にも、「サクラ」の小径木もあります。昨日今日かかって、何とか車庫の横を片付けて材木をしまいました。だんだん、車庫が車庫でなくなっていきます。

これで2005年は、楽しめそうです。

2005年1月22日土曜日

大寒っ。

oosamu昨日は、暦で一番寒い日でした。ホントに寒かったです。外仕事が一番つらい時期です。こんな時、松の木に登って葉をむしっていたら手が、パサパサになっていきます。ハンドクリームは必需品ですが、今の時期しか使わないので、買ってもたいてい余っていました。
しかしこないだ、ラジオで蜜蝋と植物油からハンドクリームが手作りできることを聞きました。(蜜蝋は、木工品のツヤだし用にと500g購入してあります。「死ぬまでに使いきれるかどうか」ぐらいの量です。)さっそく蜜蝋とオイルを混ぜて作ってみました。使ってみた感じは、まあまあです。これなら人にも木にも塗れそうです。
乾燥肌で悩んでいる木工家の方は、試してみてはいかがでしょうか?

2005年1月16日日曜日

成長

grown半年前に買った生漆がなりそうです。さっそく前回の倍の400gを注文しました。どんどん大きくなっていきます。このまま行くと、庭に漆の木を植えそうな勢いです。

木工教室に通っていた方が、ホームページを作られました。僕のページもリンクされています。ぜひ一度ご覧下さい。

2005年1月13日木曜日

はい。

今日お店でレシートをもらった時、「はい。」と渡されはした。
「レシートでございます。」や「ありがとうございました。」でもなく。
まるで家族で囲む食卓で、「醤油取って」、「はい。」のようなニュアンスで。
店員さんは思わず言ってしまった感じでしたが、コンビニや飲食チェーン店のマニュアル化された接客言葉になれた耳には新鮮でした。
「常識にとらわれてはいけない」そんなことを感じた日でした。

2005年1月6日木曜日

仕事始め

今日から仕事始めでした。1週間の休みでした。でもバッチリからだは「休み」に慣れて、今日はボンヤリの1日でした。財布と携帯電話を忘れて出社、なんだかフワフワした感じでした。1週間でヒトは、こんなに変われるんだと感動しました。
今週末は、岐阜県の清見村に日本の木工ロクロを泊まりで習いに行くので、早く正月気分を抜いてシャキッとしないといけません。去年、9月の時も申し込んだのですが、直前で風邪を引いてダウン。あと二日、何とか健康に過ごしたいです。

今年は、和式木工ロクロの習得がひとつの課題になりそうです。日本式の木工ロクロのやり方は、余りインターネットなどで紹介されていないようなので、できたら僕なりにレポートしたいと思います。

2005年1月2日日曜日

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。今年が良い年でありますように。

去年は、念願の自分で作った木工品を売ることができました。たった1度だけでしたが、自分で楽しんで作っているっだけでは経験できない体験でした。ほかの人に「生木の木工」に興味を持ってもらったことで、ちょっと自信もつきました。
今年も、出来る限りたくさんの人に「生木の木工、グリーンウッドワーク」を知ってもらえるようにいろいろな所に顔を出していきたいです。目標は、「みんなが、楽しくなるような物を作ってみたい。」ということで、今年もよろしくお願いします。