2007年1月30日火曜日

友人から本をもらいました。嫁さん募集中のご近所の風呂屋さんから。(ご本人の希望により一部修正、^^)
“人生の先輩であり、先生でもあり。落ち込んだときには、さりげなく励ましてくれる素晴らしいお風呂屋さんです。感謝”



とても清々しい気持ちになれる一冊でした。自分の進むべき方向も再確認できたりして。



そことは別にもう一つ興味を惹かれた内容、それが「線を引くこと」です。
登場人物の画家さん達が、一生懸命に自分の納得がいく線を引こうとしてるんです。



確かに、誰でも出来るけどうまくやろうとすると難しいです。
そんなことを本を読み終わってぼんやり考えていたら、運良く?デッサン会が。
お願いして、参加してきました。
すると、そこには本を紹介してくれた本人さんも参加!ちょっと縁を感じましたね。



その会の成果はというと...こんな感じですね。→20070129_21



一日3枚描けば、うまくなるそうです。なんだか、刃物の研ぎも一日2時間研げはうまくなるって言われたような。



続けることが大事なのか。



でも、続いちゃうって事も才能だよな。そんなことを思う今日この頃です。



2007年1月27日土曜日

思い出

Bench02 写真を整理していたら、こんなのがでて来ました。



2002年に行ったイギリス旅行の写真です。もう4年前です(驚!)。
当時、「ノッティングヒルの恋人」という映画で象徴的にあつかわれていたベンチに感銘を受け、撮影したものです。



人の名前と、生没年が刻まれていてお墓みたいですね。
そこに座って、一休みとは...なんだか罰が当たりそうですが、^^;



でも、死んじゃうことを前向きに考えると、理想のカタチなのかも知れません。
好きな場所でズーッと他の人のためにあり続けるなんて。



ちなみにこんな写真も、→Uma02



ヒマラヤスギの下で馬が草を食んでます。



イイ、、、ちょっぴり現実逃避です。



2007年1月25日木曜日

ボタン

を作っております。



そうそう、ポチッと押すとピンポーンと鳴ったり、ドカンと爆発したするアレです、、、って、チガ~ウ!



Wbtn07 “木のボタン”です。



小さくて簡単なシロモノと思って甘く見るとタイヘンです。



日用品なので大量生産が当たり前で、かなり過酷な使われ方をします(木から見れば)。おそらく、普通はマシーンでジャジャ(5秒くらい?)で完成だと思います。
必要な強度を持たせつつ余計な部分を削ってゆく。それを一コ一コと手で削りだしていくのは、、、
でも勉強になるかもしれません。



小さな丸い木端に穴を開けるだけの簡単な一品、、、でも、深いです。



2007年1月22日月曜日

揚輝荘の見学

今日は、由緒ある建物の見学に行ってきました。(?なかたは、“揚輝荘”で検索してみてください。)



簡単に説明しますと、名古屋で有名な百貨店「松坂屋」さんの創業者・伊藤家の方が1918年から覚王山という所の一万坪!の敷地の中に建てた別荘!!です。
いろいろな経緯があって今に至るようです。



数年前から、覚王山にお邪魔することがあり傍らに生い茂る森に興味を持っていました。一応、門らしきモノがあって「揚輝荘」と門柱にかかっています。なんだろうと?思っていたら、新聞紙面にいろいろ興味深い記事が。
見てみたいな~と思っていたところに「見ませんか?」のお誘い。はい、行ってまいりました。



それにしても、あるところにはあるんですね~。
Dvc00007 意外と身近にこんな素敵な場所があったのに驚きです。建物の細かい部分にまで凝らされた職人技の数々に当時の粋を感じました。



階段の手すりに刻まれた、透かし彫り。その意匠と同じ椅子。



 



Dvc00008_1 大小の丸太の小口を見せる玄関の土間。
←この写真は、年輪を際立たせるために修整してますが、実物はとても落ち着いた感じで、言われないと気づかないぐらいです。



 



Dvc00009 さらに、「月見」の地名にちなんだウサギがモチをつくレリーフ。ちょっと微笑ましいです。こんな遊び心が素敵です。



これだけのものはお金があるだけでは作り残せないと思います。作った人、使う人、それを大切に感じる人。いろんな人の思いでこれが残っていることがいいですね。



今日は、いい日でした。





2007年1月19日金曜日

間に合う

20070118 スプーン11本何とかできました。
オリブ油を塗ってしみ込む間に、ヒマなのでパチリ。



明日で会社を退職です。
最後の挨拶にみなさんに配ってこようかと。



これだけ作るのに時間かかりました、まあ余計なことしながらですのでこんなもんかと自分で納得。



↓ちなみに余計なものの成果です。



ロクロでスプーン動画です。アップしてみました。



2007年1月18日木曜日

ロクロでスプーン

こないだ、ちょこっと書いた足踏み木工ロクロを使ったスプーン作りを詳しくレポートします!
09



...とはりきってブログに書いていましたら、なんだかレイアウトが上手くいかず結局フォトアルバムにてアップしました。
左のバーにある「ロクロでスプーン」からご覧下さい。



*デジカメに、インターバル撮影という機能が付いていましたので試しに使ってみました。1.4メガある画像ができあがりました。悪しからず。



2007年1月15日月曜日

塗装

妹が、風呂場をペンキで塗りたいと言うので、お手伝い。
昨年の暮れから「ニートの兄ちゃん」と事あるごとにブツブツ言う、語呂がいいからか。しかるべき手続きを経て何がしらの報酬を得ている、それに働く気満々だと説明しても意に介さぬご様子。しかたなくヤル気を見せてみる。



窓の腐った縁木を取替えて、ご希望どうりの白を塗る。妹さんは昼から用事があるそうで、午後から一人でペンキ塗り。んっ?はめられたか...まあ、僕の宿命でしょう。
でも楽しいから良いです。そして完成→20070114



なんとなく記念撮影。今日は、乾かないので入れません。
明日が楽しみです。





2007年1月14日日曜日

モノづくりの芯

Spoon07_2 空いた時間に、せっせとスプーンを削っております。
けっこう忙しいんですよ、ってだれに言い訳してるんだか...



僕が木工に目覚めたキッカケが、10年ほど前にスプンを作ったことです。
何がしたいのか確認するためににも大事かと思って。



今日試したのが、足踏みロクロを使う方法です。ふだんは、すくう内側を削ってから外側を整形するのですが、その逆をやってみました。
思いのほか良い感じです。ポイントは、生木の枝のpithを支点にすることです。こうすることで、キレイに二つに割れます。



まあ、ワケのわからない説明はこの辺にして、^^;
それにしてもスウェーデンの人にもらったこのナイフは切れる!しかも長切れです。
首の部分を削るときは、少々刃をこじらないといけないのですが、なかなか刃こぼれしません。さすが、こういう使用に耐えるよう鍛えられています。



僕も見習いたい・・・



2007年1月12日金曜日

求む、生木

けっこう雪が降った7日の午後、深々と雪の降るなか足助のとある場所にて人を待っておりました。



Asukeyuki07 目的は、山を見せてもらう為に。



今月で造園会社をめでたく?退職するので、今後の材料の入手先を探しております。
本格始動は1年後とはいえ、あっという間です(とマワリから言われます)。それまでに何とか健全で安定した生木の供給先を見つけないと...



と言うわけで、ご縁をたっどって一路足助に。しかし、あいにくのドカ雪。まあ、話だけしてこの日は解散です...と予想していたら山を見せてもらうことに!!!
持ち主のおじいさん(70過ぎ!)が、スタスタと行く先を追うこと2時間。たっぷり新雪の積もった雪山散歩を体験できました。次は、ぜひ天気の良い時に伺おうと心ひそかに思うのでありました。
Sinsyunnagoyakousoku



それからナンダカンダとありまして、今日です。
ふたば工房さんのお誘いで木材市場へ。



夜も明けきらぬうちから車を走らせ到着。
目にしたのは、広場にデカイ丸太や板がずらっと並ぶ光景でした。 凄い所もあるものですね。
(お客さんへの飲食物のサービスも充実してるし、^^)



Meibokutakibi07一回りして、非常に寒いので焚き火で暖を取ります。しか~し、よく見ると銘木の焚き火!はぁ?です。某売り場ならウン万円ぐらいしそうな木々が赤々と燃えておりました。



良いのか!?と湧いた疑問も、この寒さをしのぐのは「プライスレス」とムリクリ納得。



いよいよセリが始まります。



はじめてみる木材のセリ。スピーディーに値段が決まっていきます。
Seri1 独特の調子で連呼される台詞が耳に残ります。今夜、夢に出そう。
物珍しかったのでついてまわる。売り子さんとお客のやり取りも面白い。良い経験させていただきました。



それにしても、これだけの木が何処に行って、なんになるんだろう?興味は尽きません。しばらく通ってみますか。



Seri072





 



 (今日はたまたま好天でしたが、悪天候でも開催だそうです...)



2007年1月8日月曜日

スベる、というか滑落

3日に、友人に誘われ人生で初スノーボードに行ってまいりました。



20070107 右も左もわからぬバリバリの初心者。(イェイ!)



まずはゴンドラでテッペンまで運ばれ、滑らないと帰れない状況に...、ちゃんと教えてもらったものの、やはり転がり落ちながら降りてきたところでお昼です。
ここで、やっと友人の「とりあえず上まで行ってみれば、(ニヤ)」の、不敵な笑みの意味を痛感する。



昼からは、リフトの乗り方を教わり比較的なだらかな所から下まで。
ここまでで尻モチをつきすぎて、ついに尾骶骨からクレームが。
お尻を骨折してギブスで固めるのもどうかなと思いこの辺りで止めておきました。



写真は、痛む体で眺めたスキー場です。どうもお客さんが少ないらしいです。僕には、繁盛しているように見えたのですが、ガラガラなんだそうです。混んでる時っていったい...



後日、健康診断を受ける用事があったので、近所の外科へ。ついでにシップももらおうとK先生に話す。



僕 「スノーボードでソコラじゅう打って痛いのでシップください。」



K先生 (ちょっと小癪な、と言う目で僕を見ながら)「どこのスキー場?」



僕 「御岳です。」



K先生 「どっちの?」



僕 「ロープーウェイの方です。」



K先生 「雪は在ったか?」 



・・・とスキー場雑談をしてシップを頂きました、痛い箇所は見もせずに。
まあ、僕が小さな頃から見てもらっている先生なので顔を見ただけで分かるのでしょう、たぶん。



それにしても、まだ痛い。次は、とりあえず尻パットを購入してスクールに入ろうと思います。



2007年1月3日水曜日

2007

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



先ずは、ご挨拶を。
始まったばかりで、取り立てて書くことはないのですが、



そうですね~、抱負でも書きますか。



イノシシ年ということで...、「チョッとずつ、猛進!」



アー、書いちゃった。ダジャレです。
でも、ガンバリます。



こんな感じで、2007年はじめたいと思います。



2007年1月1日月曜日

大晦日

ちょっと、タイトルを“おぉ、味噌か!”にしようか迷いましたが、大切な一年の締めくくりです。無難に行きたいと思います。



いよいよ、紅白歌合戦も始まり2006年も終わりですね~。
そんな、今日は何をしていたかと言うと...やっぱり木を削っていました、^^;



とつぜん、「片口」のアイデアが閃きまして、これはカタチにしないとと削っておりました。良い栗の生木があったので、シュルシュルと。



200612311_1 なかなか、上手くいかずに四つほど失敗しながら何とか完成。
口もとが、難しかった。



自分で言うのもなんですが、なかなか良い形です。



前から試してみたかった、ロクロでの2次元加工。
「ロクロは、マルしか出来ない。」という考えを覆したい僕の渾身の一作です。



うれしくて、乾くのも待てず、さっそく試用。
200612312_1



肴はなぜか、年越しギョウザ。(母と妹のお手製です。ここは、ツッ込まないで下さい、m(_ _)m)



しかし、ここで問題発覚。導管の発達した栗は、お酒も染み出るシミデル......、何か工夫が必要です。



まあそんなこんなんで、年も暮れていきます。



今年は本当に、みなさまにいろいろイロお世話になりました。感謝しております。
来年も、よろしくお願いします。