今日は、色んな偶然が重なって木工教室に行くことになりました。
詳しい話は長くなりますので省略させていただきますが、一つの目的がクラフトフェア応募用の写真撮影です。
なかなか自分では、うまく取れないもので。お願いしてみることにしました。
ちなみに下のは、そのとき僕が試しに撮った写真です。無修正です。
あまりのピンボケ具合に正直自分でもビックリしました。
まるで、想像の中のイメージ写真です。ダメだこりゃ。
もっと勉強しないといけません。
それにしても今日は、濃い一日でした。
きのう今日で組み立てた3本足の低い腰かけです。牛の乳を搾る時に使ってたから「ミルクスツール」と言うと聞いた事があるような気がします。(間違ってたらごめんなさい)
たしかに、デコボコした所で腰かけるのには3本足のほうがシッカリしますから。材料費節約のために足を減らしたわけではありません、念のため。
一応、庭仕事で使うことを考えて作ってます。なのでまだ完成ではありません。
これに、少々濡れても大丈夫なように「ペンキ塗り」をしようかと思ってます。屋外では、やっぱりオイルだけでは心配ですから。
シンプルな形なので、作り手の好みが分かりやすいモノのひとつだと思います。
僕は、どちらかと言うとガッチリとした形より「シェーカー家具」のような細身の方が好きみたいです。
壊れる寸前ぐらいまでギリギリに削り落とした無駄の無いカタチにココロ惹かれます。
これ以上太いと野暮ったい、かと言って細いと強度が心配、その微妙な境が緊張感があって良いような気がします。
でも、人生はそうあって欲しくないです。^^
壊れる寸前のギリギリの生活なんてイヤです。矛盾してますけど...
今日新聞を読んでいたら、中国では今話題のライブドアー(LIVE DOOR)に、漢字をあてて、「活力門」と紹介してるそうです。これを発音すると、ホリエモンに近い“ホォリィメン”となるそうです。すごい!
まるで、「土管が吹っ飛んだ、ドカン!」みたいな感じです。エッ、吹っ飛んだのはフトンじゃないの?と、一見外してるようで、シッカリ「ドカン」でオチてます。ダジャレは世界共通なのでしょうか。
そんな素敵は中国は僕の大好きな、「西遊記」や「三国志」の物語を生んだ大陸です。いつか、その大地を踏んでみたいですね。
ちなみに僕の尊敬するマイクさんの本「Living Wood」を漢字にするとどうなるのかも知りたいです。(...活気木?)
応募しようと思っていたクラフトフェアの締め切りが来月中旬でした。ヒエ~、3月だと思っていたのに。
そうなると、まずいです。モノがありません。手元にある、売れ残りを写真に撮って選考に送っても、まず間違いなく落ちるでしょう。
作業風景で、ごまかすか...“こんなに頑張って作ってます!”的な感じで。 たぶんダメだろうな。
ウ~ン、しかたがないので気合入れて作りまくります。幸いな事に、材料はタップリありますので。
ということで、今日作ったクヌギの「合鹿椀」風のボウルです。久しぶりに、いい感じに仕上がった気がします。意外と追い詰められた方が、いいもの出来るかも知れません。
塗装は、まだです。漆は乾くかどうか微妙な所です。でも、今日なんか、ちょっと暖かかったのでいけるかもしれません。このまま、暖かくなれば...
とにかく、やるだけやってみます。
今年が皆さんや僕にとって良い年でありますように。ホントに。切に願います。
去年のブログを見てみたら、『たくさんの人に「生木の木工」を知ってもらえるようにいろいろな所に顔を出していきたいです。目標は、「みんなが、楽しくなるような物を作ってみたい。」』、などと書いていました。お気楽ですね。
前者はクリアーしましたが、後者は怪しいです。引き続きチャレンジです。
今年の目標は作業場も広く充実してきましたので、「数を作る」です。座って考えていてもモノは出来ません。まずは、シュポポポッ!と作ってみようと思います。
「生木」を、キーワードに色々と模索してみます。
加藤 慎輔