2012年11月26日月曜日

基礎コース 木の器

本日は、木工教室の日。課題は「木の器」
生木を斧とノミで手掘りしました。

Img_3858
教室始まって3回目にして初めての晴天。
やはりグリーンウッドワークは屋外が気持ちいですね。

Img_3846
今回用意した材料は、直径34センチのホオ(朴)の木。
新鮮な生木です、クサビを打ち込むと、ジュワッと水分が染み出ます。
こういった良材が手に入るのは木材団地で行う教室のメリットです。

Img_3851
ホオは、水にも強く木杓子にも使われる木材。
比較的柔らかく削りやすい、生だと更に削りやすい!
芯材が緑色がかかって、辺材の白色とのコントラストが鮮やかな削っていて楽しい材です。
みなさんの個性が出た色んな器が出来上がりました。
Img_3868

今回は、秋岡さんの著書「樹の器」を参考にしました。
とても良い一冊です。
Img_3865



2012年11月19日月曜日

ソバと接着剤とおんぱく

今週末は、思いのほか忙しくなりました。

土曜日は、松本での木工用接着剤の講習に、せっかくなのでと早めに家を出て食べた蕎麦が美味しかった!
Img_3814
講習会も充実した内容でお土産に水分で固まる接着剤をもらいご機嫌に、塗料の話もありガラス塗料が使えそうだフムフムとなり、そこまでは順調だったのですが、、、

帰りの高速で通行止、途中で降ろされた山の中でさんざん迷い、結局遠回りして午前0時近くに帰宅、今日は早朝から長良川おんぱくのイベントとなかなかハードな週末を過ごさせて頂きました。

ちなみに今日行った「うかいミュージアム」でのスプーン作りの模様は、写真部のブログにそのうちアップされるそうです、そのうち(^^;
グリーンウッドワーク協会のブログにアップされるほうが早いかもしれませんね。
もちろん私は写真をとり忘れたのでした。。。



2012年11月15日木曜日

とぎ、研ぎ、磨ぎ!

11日は、生木の木工教室。
2回目は「刃物の研ぎ」、を1日かけて。



とその前に、前回作ったスプーンの塗装、オイルフィニッシュで仕上げました。20121111_13_04_30_2 20121111_11_58_49
栗の柾目でスッキリしあがっています。
生徒さんの作品の中には、スプーンスタンドが付いた形もあって、なかなか面白いです。



それが終わっての研ぎです。
20121111_11_55_54 教室風景、前回のブログと同じような絵になってしまいました、、

皆さんにモクモクと研いで頂きました。
木工をするうえで、うまく刃物が研げないと楽しくありません。
最初はしんどいですが、慣れればそれが楽しくなります。
グリーンウッドワークに使う各種刃物の研ぎ方を一通り解説させていただきました。



そして今回、新しい発見がありました。
銑(セン)を研ぐために開発した冶具でなんと鉈(ナタ)も綺麗に研げました!!20121111_14_07_09



というわけで、冶具の名を改め
「セント ナタトゲール」にしようかと思います。



これで、冶具の普及先がグリーンウッドワーカーだけから林業関係者へと大幅に拡大が望めます。
量産化へ向けて踏み出すには、、、もう少し考えた方が良さそうでしょうか(笑)