2007年12月23日日曜日

今日から冬休み

前回の、プラダンの記事が思いのほか反響がある。
一応、このブログにはアクセス解析機能が付いているので調べるといつもより1.5倍ぐらいアクセスが増えている!こっ、これは、、、どうゆう事?プラダンにはそんな魅力があるのか?
プラダンに生木を薄く剥いだ板(突き板?)を貼り付けて“軽くて温かい”家具を作ろうかと本気で思う今日この頃です、^^。

そしてここ上松で唯一聞ける土曜のラジオで今朝、「冬にラテン」をオススメしていたのでさっそくネットラジオで「Latino」をさがしてBGMとして流してみる。すこし気分が陽気になる。良いかもしれません。(今もハイテンションに「マンボ・マンボ」とスピーカーから流れてきます、、、)
だましだまし上松の冬を乗り切ろうとしている今日この頃です、^^;。



さて今日から冬休み、2週間ほどあります。
いくつか予定はありますが、学生としてたぶん最後の長い休み。ウチでノンビリ、、、とも言ってられません。
でも、寒いので名古屋に帰ってからゴソゴソします。



来年3月1日に製作した家具を販売する「技能祭」があります。卒業まで残りわずか。
すでに一足早く旅立った友人達もいますが、僕らも数ヵ月後には後を追うわけで。
先生から自営する場合の心構え的なお言葉もしばしば頂くようになりました。
社会がリアルに迫ってきますね。



Jako07_2 そんな事を、酢をかけたジャコと干しエビをつまみに考える。。。



ジャコの中にたまに見つかるちっこいタコが嬉しい。



2007年12月18日火曜日

「+暖」とかいてプラダンと読む、そのココロは!

寒さも本格化!いよいよやって来ました、冬将軍。
この木曽の慣れない寒さで、生木好きなアイツは凍え死にかけてるんじゃないかとご心配の皆さんやそうでない皆さん、ご安心ください!元気に生きております。



日曜に各種の暖かグッズ(唐辛子の成分を練りこんだ靴下、業務用大型冷蔵庫内の作業でもOKなインナーウエア等)を購入いたしましたので、比較的快適に暮らしています。



その中でも、ホットなネタを仕入れましたのでお知らせしたいと思います、全国の寒さに苦しむ人たちに向けて、^^;



週末に開かれた生木の木工を行う某団体の設立総会の会場にて不思議なものを発見。
窓に見慣れぬモノが貼ってあります。
詳しく聞くとそれは「プラダン」、プラスティックで出来たダンボールですね。
これで、かなり温かくなるとの事。なぬ~!
その存在は知っていたものの断熱効果が在るとは初耳。
さっそく翌日、買いに走りました。



Dscn1056 1820㍉×910㍉で500円強、同じ面積の断熱シートの2~3分の1の価格です。安い!



しかし、窓にピッタリと“美しく”切りたいと思うあまり長さ1mのステンレスの定規も購入。これが2300円程したので断熱シートを買ったほうが安くなりました、、、汗。
(いいんです、この定規はこれから大活躍する予定なので。)



窓の寸法より5ミリほど控えて切ったプラダンを貼ります。
ここで「おぉ~」と思ったのが水で貼るという発想です。
霧吹きで窓をベタベタに濡らしてプラダンを押し付けるとあら不思議、ビタッとくっ付きます。
これなら剥がす時も簡単で痕も残りません。借家でも気兼ねなく出来ますね。



Dvc00005 ←完成。



う、美しい、、、



ビミョーな半透明で乳白色の縞模様が織り成すアルミサッシとのコントラスト。スタイリッシュに上松ライフを演出してくれます。



そして驚くべきその効果!
今まで感じていた窓からの冷気が一切ありません。素晴らしい。



とはいえ、まだ二日しか試していませんので今後どうなるかわかりません。もし施工される場合はご自身の判断でお願いします。m(_ _)m



さらに体を温めるというクルミを食べればホッカホカ。これで、あと3ヵ月乗り切るぞ!というか乗り切りたい!Dscn1054



余談ですが、(この書き込み自体が余談というウワサもありますが)ずいぶんクルミをとり出すのが上手くなりました。10個に1個ぐらいの割合で完全体を取り出せるようになりました。v(^^)



世界鬼胡桃殻剥選手権があったら上位入賞の可能性も見えてきました。。。



Dvc00004 ついでにお知らせですが、長らく製作しておりましたウインザーチェアが今日組みあがりました。



塗装は、脚の座面から出たホゾの小口を削る時に水で湿らしたので、その膨らんだ座板が痩せて段差をならした後という事なので来年になります。



黒っぽい色でラッカーで塗りたいなと思っているのですが、、、まあそこは先生と相談です。



年内の訓練も残り、1週間を切りました。何とか次の製品の木取りを終えたい!
学校の材料も残り少なくなっております。いい材料が見つかると良いのですが、、、





2007年12月15日土曜日

切り札

あまりに寒いので、とっておきの封印していた“暖かタイツ”を解禁してみました。
モモヒキをもう少しピチィとさせたヤツです。
いままでの庭仕事で外の真冬での作業でも、これをはいていれはば大丈夫!なモノです。
やっぱり暖かい、、、しかしまだ12月中旬。。。しかも室内。
奇跡を信じている今日この頃です。



10月から取り組んでいる、ウインザーチェア・フィラデルフィアタイプもやっとゴールが見えてきました。
今日、座板と脚を接着し、いよいよ来週ソウソウに肘掛、背もたれの組み付けです。
長かった、、、実に長かった。正直コンナに面倒だとは思いもしませんでした。
勉強になります。
これが終わる頃には訓練日数もあと僅か、あまり細かい加工もしてられませんし、かといって細々したものを作るにはまだ時間がある。



そこで、次は部材が少ないわりにドドーンとカサのある「座卓」、洒落た言い方をしますとリビングテーブル、にしようかと考え中。しかし、せっかくなのでヒトヒネリ。
「2分割が3本脚」をお題に作りたいと思います。
モノは出来てからのお楽しみ、、、。



明日はグリーンウッドワークにとって記念すべき日になる予定。
朝早く出かけます、というわけでまた。



2007年12月10日月曜日

くい改める

胃が痛い。



先週の行いを振り返ってみる。
3日間連続で一人キムチ豆乳鍋をしたせいか、、はたまた昨日の夜に食べた「びっくりチャーシュー麺」に胃がホントに驚いたのか。。その両方か。



そのせいか、昨晩、夢でうなされる。
作業中のウインザーチェアの背もたれの穴あけの夢です。
Uの字に湾曲したΦ25mmの部材に深さ15mmの角度のついた穴をあける、という夢です。
夢の中でその作業は繰り返しエンドレスに続くという、まあ悪夢ですね。



これからは体が資本なのに、いけませんね。
もう少し気をつけないと、と懺悔してみるのでした。



そんなんですし、寒いですし。まったくウチで木を削る気にもなれず。



しかし削らないとマズイわけで、ここは一つ攻めの姿勢でマキストーブでも買うか!と
しかし、あと住む予定が3ヶ月少々の借家に取り付け工事をするのもナンだな、と思いつつ。



迷いながら、今日もおしまいです。
良い夢が見られるよう祈りつつ。



2007年12月4日火曜日

カンテン

美味しいモノ好きなワタクシ、とっても良いカンテンがあると聞き一路、東に向かうのでありました。



道すがら、公園に寄るといい感じに紅葉中。
東京って良い公園多いなと思いつつ、、、道を急ぎます。



Dvc00004Dscn1053   



 



 



 



 



  



お昼過ぎにやっと到着、そこで目にしたのは日本民藝館展、たしかにカン展、ひょえ~食べられないのか~。と言うのは半分冗談で、笑。



きのう最終日を見てきました。



民藝、これだけまとまってしっかり見たのは初めてでしたのでかなり興味深く拝見いたしました。心惹かれるものもいくつか。新しい世界を知った感じです。



Dvc00006  2階のインドの布も面白い、そしてまた置いてある家具も良い感じ、ボロボロでしたが、^^;



木工ロクロをやっていると、ロクロ繋がりで焼き物のカタチや模様にも目がいってしいまいます。いそがしい、忙しい。
なかなか充実した時間でした。 



写真が撮れなかったので、外の水槽を記念にパチリ。



その後、鳥獣戯画と北欧家具を見て新宿から上松に戻ろうとしていると
そこでは、なんとあの有名な「サライ」の作詞をした人に遭遇!!



Dvc00008  



 



さてどの人でしょう、^^







と言うわけで、今日は歌ってお別れです。



  



“迷いながら帰る愛の故郷、けっこう寒いの上松のウチへいつか帰る、いまから帰る、やっぱり帰るから~♪”



  



  



2007年12月2日日曜日

Jyukugaki 久々にトップページを更新。
きのう食べた「熟柿」が美味しかったので。



鮮やかな色、柔らかな中に微妙な歯ごたえを残す食感。程よい甘さ。
そして、極めつけは芳醇で独特な香り。う~ん、良いですね。チョッと、嬉しかったです。



美味いモノを求めての旅はつづきます、v(^^)



ということを深夜に名古屋から更新。明日は、寄道をして上松に帰ります。





2007年12月1日土曜日

ワインとチーズ、、、

Winekaaru07 今日はチョッと豪華に食後にワインとチーズ、、、味のカールを食す。
僕の中ではかなりセレブリティです、^^。



冗談抜きで、ここしばらく体がチーズを欲しています。
毎日、生漆に接しているせいだと勝手に思っています。たまに直接ウルシと触れ合ってみたりもしているので。(おかげさまで、ほんのりピンクに色づいてカユイです)



1週間で終わるはずの拭き漆の予定が、僕のふとした失敗でもう1週間に。。。そして何故か他人の分まで拭いていたり、、、まあ、勉強になってよいのですが。



ソンナ、コンナで12月ですね~。



2007年11月26日月曜日

ここ数日のいくつかの出来事

20日、誕生日を迎えました。 Dvc00006



当日、ケーキの上に32本のローソクではなく、横切り盤の上に拭き漆を終えたばかりの文匣が立つ、、、足が7㎜ほど縮まる、涙。



人生の喜びと苦しみを味わう。



 



 



21~24日、夢を現実にするための合宿?Dvc00007_2Dvc00010















 



 



 



 



 



4日間ほど、^^。



来年度のためにイロイロ動く、岐阜にて。



そして今年の新蕎麦を味わう。







   



明日からもう二日間学校が試験のため休み。
名古屋にてゴソゴソする予定。





 



3年前には出来なかったことが今は出来るようになっている、ことに少し驚く。



感謝、感謝。



2007年11月19日月曜日

滲みでる

きょうは、ギャラリーに好きな木工作家さんの作品を見にいく。



作ったものには、作った人の思いや性格とかの内面が現れると思う、とにかく。
木工しかり、工芸全般はもちろん、文章に写真、料理、それに育てた植物とかも。あらゆるものに。



心清らかな人、商才のある人、楽天的な人、柔らかな人、教育的な人、技術のある人、未熟な人、腹黒い人、愛情豊かな人、厳しい人、熱心な人、飽きっぽい人、、、



それは、その人の一般的な評価とはすこし違うかもしれません。僕が見てそう感じるだけかもしれませんので。



自分を振り返えると、どうだろう?いま作っているものは、、、
願わくばどんな感想であれ前向きでありたいと思います。





2007年11月18日日曜日

金曜の生漆はカール、チーズ味の香り

Dvc00003_m 学校で一緒に漆を摺っている一人が、「この臭いは、カールチーズ味だ!」と断言。
それ以来食べたくてしょうがなくなりお店で探すこと5軒目、ついに見つけました。
封を開けて香りを確認。。。うん、まあ、当たらずとも遠からじ。
ここにきてキウルシ、チョッといい香りだと思うようになってきています。



先週一杯、摺りました。あと1回かなってところです。
塗るほどに増すツヤはやっぱり良いですね。漆を配るヘラ使いにもチョッと慣れました。



そこで事件が起こりました。
金曜の夕方、お風呂に入っていると見に覚えのないアザが膝に、、、なんと生漆がペトッと!
おぉう、もちろん僕は無防備でフリーな姿、、、お湯で洗ってみましたがとれません。石鹸でも取れず結局、風呂を出てから台所にあったオリーブ油でなんとか落ちました。
いまはまだ何ともありませんが、、、月曜あたりにドンと来るのが怖いです。



そして今日は岐阜でグリーンウッドワーク(生木での木工)勉強会。またまた、いろんな人と出会えたり、美味いものを食べたり、新しい課題に直面したりと充実した一日でした。



いろんな触れ合いを通して僕はいろんな意味で大きくなっていくのでしょう。。。





2007年11月13日火曜日

漆、はじまりました

今日から待ちに待った、「摺り漆」が始まる。



以前通っていた木工教室では、先生がカブレ易いのでNG。自分でやりなさいということでした。
ということで自分でやっては見たものの、、、生漆や道具の扱いが???いちおう塗れたものの、、、一度ちゃんと教わりたいと思っていた技術。



伊那技専からも2名ほど希望者がお越しになって、計5名での実習です。



最初にさっと漆についての講義。
そして本番、最初は「木地固め」刷毛をさばくのはナカナカ難しいですね。次からはヘラで配る、さらに難しいらしいです。6回で仕上げるのが目標。ですが、場合によっては「ふりだしに戻る」もあるそうです^^;



伊那の人たちは、小さめの箱をササット塗って帰っていかれました。
一方自分達は、、、若干大きめ。手分けして3人分1日かかりました。もう少し小さいものを作れば良かったとチョト後悔。でもいつかこれが役に立つさ、と自分を慰めて。今日の作業終了です。
このまま丸1日、室(ムロ)の中で乾燥させます。



今年はまだ、上松技専でカブレた人はいません。が、毎年誰かが犠牲になるそうなのでソロソロ。去年、木工科で漆を塗った3人は3人ともカブレたそうです。ムムッ、高確率。
木曽は、漆を生業にしている方が多いのでちっとやそっとのカブレでは病院で見てもらえない!という噂を小耳に挟んだのですが、、、そんな事は無いそうです。ちょと安心。



でも。気持ちで負けないように頑張ります!



、、、かゆくない、カユクない、痒くない。。。





2007年11月12日月曜日

必然性。



なぜ生木で作る必要があるのか。



生木を加工する利点があるから。
やわらかい、変形する。





やわらかい



木工ではカタチは切削する道具によって作られます。人が直接木を削ることは出来ませんから、、、かじれば別ですが。
なのでできあがったモノはその刃物のカタチをうつします。



乾燥して硬くなった木をナイフで削っていくのはあまり楽ではありません。
しぜんベルトサンダーなんかを使う方向へ。するとそれは、ベルトサンダーのカタチになります。



ナイフで削れば、ナイフの形に。



伝言ゲームのように、木と自分との間に刃物・機械・電気とたくさん入れば入るほど思ったこととは別のものに。



間に入るものが少なければ自分の思ったカタチを素直に具現化できる。



そうゆう素材。



、、、残念、時間ぎれです。



思いついたことをツラツラと書いてみました、これが正解とは限りません。とめどもない内容でした、、、



まとめるのは、またの機会に。





2007年11月11日日曜日

カタチの無いもの

久しぶりの上松でのノンビリとした週末です。
カレンダーを見たら、4週間ぶり、、、そりゃ疲れるわ。



こちら木曽ではずいぶん紅葉も進み、「もう秋は終わった?」といった勢いです。



きょうは春に仕舞い込んだ土鍋をひっぱり出してみました。小さな鍋ですが、一人暮らしにはちょうど良いサイズ。
調理器具でありながら食器でもある有難い存在です。(洗い物が少なくて済みます、^^)



雑炊に煮込みうどん、水炊きと寒い時期には欠かせません。ちなみに今日の夕飯は、「湯豆腐」。
Yudouhusatimo 10代の頃は、豆腐が食卓にあがった日にはガッカリしたものです。
それが今や自分で進んで作ってみたりしてます。
サトイモなども一緒にキヌカツギにしてみました。生姜醤油がまた美味いです。
年を重ねるのも悪くないなと思う一瞬です、^^。



学校では風邪が蔓延しています。集団生活の弱点ですね。ネギとショウガで乗り切ります。





それでは、改めまして100%designの感想を、、、
正直、良くわからない部分も多々あるのですが、ここに参加している人達は何かを来る人たちに伝えたい、買ってもらいたいとしているのは間違いないと思います、出展料もお高いですし、、、
おおくは斬新であったりユニークだったり、楽しさや面白さ、、、それは、カタチの無い物のような気がします。



なぜ生木なのか?を考えるとそれはとても大切なことなのかも。
たぶんグリーンウッドワークでつくらないといけないのは、必然性とか充実感とか愛、みたいな目には見えないカタチのないものかもしれません。。。 



スミマセン、解り難くなってしまいました。本人も良くわかっていないので、、、。



↓100%designの思い出。良く解りません?
100d



2007年11月8日木曜日

名古屋国際木工機械展を見て思うこと

なぜいま生木で木工しているのか。その問いを考えるのには絶好の展示会です、^^。



木工機械展とは言うものの、僕らが普段使っている手押しカンナ盤とか、昇降盤とかいう“人手に頼る”非効率な機械の展示はほとんどありません。大きな面積を占めるのは、いかに人手を減らして効率よくモノを作っていくかという機械達です。



それはそれは素晴らしい機械ばかりです。1分間で図面どうりのいろんな家具の部材を削りだす機械、オペレーターは画面を操作するだけでOK。石油の高騰でにわかに高まる木屑ボイラーの需要、破砕マシーンは新たな市場で大活躍。



丸太は瞬く間に柱に製材され、NCルーターは3次元のあらゆるカタチを削りだします。



人の技術は想像を現実にします。安い人件費と高度な技術があれば事は足ります。
それを否定する気持ちはサラサラありません。そのお陰で今の暮らしがあるのですから。



でも僕にとっては何か足りない。何かが、、、



次は、ちょっと端折って100%designを見て思うことについて。



(しばらく写真はありません、^^;)



2007年11月6日火曜日

ただいま

東の都から無事に帰ってまいりました。



とても3日間とは思えない3日間を過ごしました、^^;



アンな事やコンな事、ソンナ~ことも、、、たくさんいろんな事がありすぎてかけません。
なので、僕の心のなかにそっとしまって置きます。。。



というのはジョーダンで明日にでも書きしたためます。今日はもう寝ます、寝かしてください。



2007年11月3日土曜日

準備

“前の晩にカレーを作ると寝坊する”



これは、「万全の準備をすると気の緩みが生まれ失敗する。」と言う格言。。。ではなく今朝の僕の経験談です、^^;



なぜかギリギリな生活をおくっている今日この頃。
明日から展示会&イベント&工房めぐりです。すこし落ち着いて見てまわりたいものです。



スタートは、名古屋国際木工機械展。というわけで、きょう電車で慌ただしく実家に帰って来ました、汗。
来年からは、今のところ名古屋で自営の予定。良いマシーンを物色です。



そして翌日、ドドンと奮発して東京にイロイロと見所満載の「和の生活」を見に行きます。なにやら、デザイナーズウイークとやらもやってるそうなのでついでに見てこうかと思っております。



さらに次の日、、、と予定は目白押し。



遊んでるわけではありませんよ、来年に向けた準備ですから!



(↑聞かれてもいないのに言い訳してみました、笑)





2007年10月28日日曜日

コモモタロウ

Kurumi07 「どぅも、胡桃から生まれたコモモ太郎です!」的な感じでクルミが剥けました、^^。



(わたくし、今までクルミの割り方を間違っておりました。謹んでお詫び申し上げたいです。)



昨日ほったらかしにしておいたクルミを洗っていたら近所のおじさんが来て立ち話。
鬼胡桃は美味しいけど最近食べないね~とか、殻つきなら5年は大丈夫(スゴイ)とか、さすが地元の方。



中でも参考になったのが、「少し炒ると口を開くから、そこに刃物を入れるとパキッと割れるよ。」と。



半信半疑にやってみるとご覧の通りです。今まで力ずくで割っていたのがウソのよう。
ちょと気持ちいい。。。



これで、冬の楽しみが増えました。



ピクニック、1週間後

燃え尽きてしばらく灰になっておりました。



しかし今日から4連休。グダグダもしてられません。元気に活動再開です。
灰の中から再び羽ばたく、そう不死鳥のように!



カトウ Phoenix シンスケ。略してカトゥーPと改名!
・・・しようかと思いましたがカッコ悪いのでやめておきます^^;



冗談はさておいて、
クラフトピクニック、多くの方に来ていただいてありがとうございました。
グリーンウッドワークの魅力を知っていただくには体験していただくのが一番。どんなに言葉を尽くしても語りきれませんから。
もっとより良く知ってもらえるよう努力していきたいと思います。



今後の課題も見えてきたイベントでした。学校生活もあと半年をきっております。
来年の4月からが楽しみでもあり、不安でもあります。どうなりますやらです。



Photo いつも写真を撮るのを忘れるので今回は自動で撮ってみました。ちょっと重い画像ですがクリックしてピクニックの雰囲気をお楽しみください。



2007年10月20日土曜日

ピクニック前夜、

箱が居なくなったら、こんどは棒が。



Bou20071019





 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



日ごろの行いの結果、今日は雨。



濡れながら積み込み、冷たい雨が身に凍みます。



でも明日から晴れるみたいなので、良し良しです。



2007年10月19日金曜日

アップUP

今日朝一で昇降盤にて40㍉角の合板を飛ばす。気持ちが萎える。
安全第一です。



いよいよ明後日はクラフトピクニック。



ということは、あした日が暮れる前には荷物を車に積んでおかなくてはいけません。
ということは、今日荷物を整理してまとめておかなくてはいけません。



書くのは簡単です、、、



玄関に居座る箱との暮らしもあとわずか。名残惜しいような、惜しくないような。
Hako20071018



2007年10月15日月曜日

ディズニーランド

今日は、クラフトピクニックに足りないものを買いにホームセンターへ。
(勉強に集中しろ!とのご意見もあるかと思いますが、学校は学校で頑張っております。何しろここ2週間は木工旋盤に張り付いてヘロヘロになるぐらい。クラフトピクニックは僕にとっての就職活動みたいなものですので、ご理解ください。)



以前からウワサに聞いていた塩尻にある、、、これ以上は言えません。
とにかくマニアックな品揃えだそうです。
僕もかなりHC(←ホームセンターの略)には通っています。そう聞いては行かずには居れません。
今日、片道1時間半かけて行ってきました。しかし、あさ7時から営業って、、、



朝9時に到着。高速使いました、v(^^)
外見は、まあ名古屋の郊外にもありそうな*流HCです。
しかし、店内に入っていきなり度肝を抜かれました。それがコレ↓です。
Dscn1018 今では生産中止になった手回しドリル専用の「ピット式」のドリルビットです。グリーンウッドワーカーなら垂涎の一品。



ドリルの根元をご覧ください。ちょとふくらんで四角くなっているのがお分かりいただけるでしょうか?ここが、手回しドリル通称「クリックホール」のチャック奥の四角い穴と噛み合って空回りすることがないという代物です。
しかしどちらも、電気ドリル全盛の今では忘れ去られていくのかも、、、



とてつもない安価な値札が付いておりました。しかもそこから半額になると、、、思わず、全部買おうかと血迷いましたが、高ぶる気持ちを抑えて2本だけにしておきました。(9ミリか、、、もう持ってるし、、、それにあんまり使わないかも、、笑。)
現物に出会えて嬉しかったです。



2時間ほど足早に商品を確認したのち、後ろ髪を惹かれる思いで店を出たあと帰り道にあった別のHCに寄ったのは言うまでもありません。



僕にとって、HCは手軽なDL(ディズニーランド)みたいなものです、笑。



さてさて明日、ウインザーチェアの脚を2本挽けばロクロ仕事終了です。
いよいよ、組み立てか!と思いきやまだ部材の整形作業がタップリあります。まだまだ削りますよ~。
木材工芸科では、木工旋盤の授業が始まるそうです。残念ながら、僕は木工科ですのでその授業は受けられませんが旋盤の講師の方は以前からお会いしたかった人。楽しみです。







2007年10月14日日曜日

クラモトピクニック07

JR中央線・倉本駅近くの高架下で勝手に「クラモトピクニック’07」開催してみました、^^。



来週に取っておきたいぐらいの気持ちの良い青空の下、最新の人力木工ロクロによるデモンストレーション。
Dscn0950



かなりのインパクトで、ごく稀に通りすぎる人たちが、「あれはナンだ?」という興味津々な感じで遠巻きに眺めていかれました。



「ジュピター」初の野外での使用でしたが、うぅん、まあ「使用には耐えられる。」ことを確認。でも、もう少し改良したいですね。



 







Dscn0998 ちなみに、会場は国道19号線に面したベストポジション。



ドライバーの目線が、痛いくらい感じられます。



今回の新企画、「木曽ヒノキでバターナイフ!!」の削り具合を確認です。



結果、削り屑がたくさん出ました。掃除道具が必需品ですね。



さらに!
Dscn0949 今回一番お金がかかった所です。



「ナンちゃってソーラー発電システム」
木の指輪を作るうえで、焼きごてペンの絵付けは外せません。
本家クラフトピクニックでは現地の電源を使用できなくなったので、、、思い切って買ってみました。
これでなんとかいけそうです。でも、こちらは別のところが痛い。。。





とそんなこんなで、来週のクラフトピクニックに向けてのプレイベント、無事終了。タープも張りたかったのですが、これは一人では無理でした。ぶっつけ本番で行きたいと思います。



お客さんも1名と思ったより多く来て頂けましたし、笑。



来週の本番が楽しみです。あとは、お天気だけですね~



2007年10月12日金曜日

ホンモノとニセモノ

一つひとつこなしていったら、ブログを更新するのが木曜日になりました、、、汗。



まえより時間はあるのですが、それ以上にやりたい事があるので差し引きマイナスです、汗。でも健康第一で頑張ります。



Dscn0911 先週末は、盛り沢山のイベントでした。秋は重なりますね。
中でも「削ろう会」は、とても興味を持っています。いかに薄い鉋屑を出すかという内容もそうですが、その発展ぶりにも。
たしか10年ほど前は、小さなお店で数十人が集まる会だったと記憶しています。それが今では、日本中はもちろん海外からも人が集まってくる、、、何故でしょう。その答えが知りたくて。



何かで読んだのですが、「本物と贋物の違い」は「時間が経つにつれて良くなるか悪くなるかの違い」だと書いてありました。金額の高い低いでもなく、世間の評判でもなく、自分の価値観としてどう変化していくかが基準。
とてもわかりやすくて気に入っています。



削ろう会のあとは、同時開催の関の刃物祭りへ。
Dscn0916 2ヶ月ほど前、ここに鰻を食べにきたのですがどこもシャッターが閉まっていて鰻を焼く煙だけがあたりに充満していたのですが。。。それがどうでしょう、人人人です!



果てしなく続くテント、人そしてテント。
結局、終わりまで見ることは出来ませんでした。でも、包丁が欲しかったので良さそうなお店を見つけて購入。



今までは、借家に置き忘れていた包丁を使っていたのですが、あまり気に入らなかったもので。



Dscn0918 大きいのと小さいのを買ってみました。



さすが刃物祭り、安かったです。いいのか?
作り手としては複雑な心境、、、でも嬉しい。



さっそく使ってみると、、、違います、切れ味が。弾けるように切れます、怖いぐらい。やっぱり関の刃物は違いますね。やたらとリンゴを細かくしてみました、^^;



これで、料理をするのが少しは楽しくなりそうです。



と、4日ほど前のことを書いてみましたがずいぶん前のような気がします。



まあ、そんあんこんなで今は「おでん」を作っています。(もちろん、クラフトピクニックの準備もしてますよ!)
Dscn0947 すいぶん寒くなったので、大根が無性に食べたくなり。
少し作っても旨くないので、鍋一杯作ってみました。自分で言うのもなんですが美味しかったです。



残った汁で第2弾オデンです。レシピによると汁は捨てずに「シーズンを通して使う」とあります。なるほど、やってみよう!



時が経つにつれて、美味しくなるか不味くなるか、、、楽しみです。





2007年10月9日火曜日

一つひとつ

3連休は、クラフトピクニックの準備に、削ろう会、刃物祭り、美濃の明かりアートをチラ見してスエーデンの工芸学校のスライドショウを見て嬉しくなり、呑み過ぎ、今日上松に帰ってきてグッタリな日々をおくりました。



イロイロ更新したいけど、たくさんありすぎて、、、



まずは、トップページとお知らせを更新。



2007年9月29日土曜日

Cool me!

現在2作目、ウインザーチェアを製作中。2脚。
サックバックとか、ダブルボウバックと呼ばれてるタイプ。ようは、「これでもか!」と曲がった二つの部材にコレまた「どやいやねん!」と言うほど細い棒を突き刺した椅子です、、、分かりにくいですか、^^。完成をお楽しみに。



Coolme 製図室に、ちょうど同じ型の壊れた椅子があったのでそれを参考にしてます。



先生に、作りたい椅子の写真を見ていただくと、、、「これは、フィラデルフィアタイプだぞ」と。
フィラデルフィア、、、なんだか良い響きで気に入りました、行ったことはないですが、笑。



よっし、ゴリゴリ削るぞ~との思いとは裏腹に今週は図面を描くのに明け暮れました。脚と写真のスピンドル(背もたれの棒)の傾きの度数を出す為に、、、
この椅子に使われている計17本の棒の傾きをピチ~と正確に出しました。正面と横から。



しかし今日、先生から驚きの一言が「この椅子は、ピッタリの角度で組むと強度が落ちるんだよね~。少し無理に組んだ方がしっかりするんだよ」と。せっ、先生!僕のこの1週間の苦労は、、、涙。
来週は、ゴリゴリの予定です。



とまあ辛いようなことを書いていますが、基本的に充実しています。
使用する材種は、決められますが材料庫の好きな木を選んで作っていますし、クロスカットソーにリッパー、大型のバンドソーなどなど小さな家具工房ではあまり無いような機械を駆使してジャキン、ジャキンと木作りしています。



きっと来年度からは、クロスカットソーの代わりにチェーンソー、リッパーの代わりに斧を振るうことになるのだろうと思います。まあそれはそれで、意味があるのですが。



来週は、もう10月です。
はい、ここでお知らせです。20・21日に長野県松本市のあがたの森で行われる「クラフトピクニック」に参加します!新型足踏み木工ロクロ「ジュピター」の実演もします。お時間のある方は遊びに来てください。



なんだか、良いカタチでまわりの物事がまわっております。来年までには、英語を片言でも話したいですし、フィンランド語?も少しはマスターしないと、、、



こんな時こそ冷静さが求められると思うのですが、、、イロイロ無理みたいです、^^;





2007年9月25日火曜日

木の星

先週と今週の休みの大半を費やして、今日ついにカタチになりました!
新しい足踏み木工ロクロです。(工房が狭くて全体写真が撮れませんでした、涙。後日のお楽しみに。)



僕の4年間の経験を詰め込んだ現時点での集大成です。
来年度からの本格始動に備えての工夫も盛り込んであります。



Dscn0893 まづ特筆すべきは、大幅な軽量化です。



片側の芯受け台と脚部を一体化。さらに脚自体もスリムに、よりスタイリッシュ!これで、女性でも楽々持ち運べます。



軽量化は全国に出張するのには欠かせない要素です。
しかも部材点数を減らすことにより組立て易く!ロクロ設営時の時間短縮にも。もちろん輸送コストも削減。一石数鳥です。



もう一つの画期的改善点、それは“No wedge.”
クサビ(wedge)は、確かに優れた固定機構です。叩けば固定され、緩められる。
しかし今回はそれを超える新たな技術を採用しました。

Dscn0892この方式は、叩きません。
ただ、芯押しネジを締めるだけ。それだけで材料は固定されます。とても滑らかに。しかも、確実です。



見た目もスッキリ、もう慌ててクサビを緩める木ヅチを探す必要はありません。
材料を持ったまま片手で簡単に固定幅を調節できます。



などなど、他にもこまごまと改良しました。
まだ、脚まわりや動力源などに若干の改良の余地がありますのでしばらく使いながら直していこうと思います。



今までのものが使い難いというわけではないのですが、以前のロクロはイベントなどに出張して組立ててすぐバラす、ことを前提として作られてはいないので今回はそれに特化したカタチで改良してみました。
ハードに椅子などをゴリゴリ作る、と言うのには向かないかもしれませんが普通の作業ならこれで十分です。



旋盤としてみてもかなり高性能なのではと自負しています。
直径300ミリ、最長1000ミリの材料が旋削できます。動力源は人力ですが平均で0.7~0.8馬力、トップアスリートになれば1.5馬力も可(←調べました、^^)。無段階変速(交互回転ですが)。もちろん電気代不要!
これが、普通の旋盤の数十分の1の価格で手に入るのですから。。。至れり尽くせりですね。



この足踏み木工ロクロと共に頑張っていこうと思います。
まさに、僕にとって「木でできた希望の星」。



と言うわけで、このロクロを「ジュピター(木星)」と名付けたいと思います。
よろしくお願いします。



2007年9月22日土曜日

コモモ

ではなく、胡桃です。



最近の木のスプーンの仕上げには、クルミ油を使っています。
はじめは瓶に入った200ml入りとかを買っていたのですが、1/10も使わないうちに賞味期限をむかえるので、もったいないなと思っておりました。



そんな時に知ったのが、「胡桃の実」仕上げ。
文字通り、胡桃の殻を割って中の実を擦りつけて仕上げるだけですが、^^。



これがナカナカ良いんです。実1個でスプーン3本は仕上げれます!しかも、殻付なら2年ぐらい保存可能!(まあ、その前に食べちゃって無くなりますが、汗)



木曽に引っ越したときは、胡桃の実は近くで安く買えるだろうと思っていたのですが、、、これが売っていないんです。がっかりして近くの土産屋で一袋買いました。



でも、売ってないはずです。だって、秋になるとそこらぢゅうに落ちているものですから、涙。
悔しいので、少し拾ってみました。
Dvc00006_3 あまり綺麗とはいえません。



腐ったブドウのようなものです。でも不思議と匂いません。



銀杏に比べればたいしたこと無いです。



外皮をはがして、ゴロゴロ洗うとおなじみの胡桃が現れます。



少し試食。



、、、美味い。買ってきたクルミより、ジューシーで香りも良いです。
これは、イロイロ使えそう。。。



調べると、胡桃は体を温めるそうです。ここ上松の冬は厳しいと聞きます。
本気で備蓄しようと思う今日この頃です、笑。



Dvc00007_4









2007年9月18日火曜日

手ごわい

3連休、頑張りましたが完成に至りませんでした。



Jupit_imada なかなか、すんなりとはカタチになってくれません。
それだけに、やりがいもあります。



今週、ガンバリます、、、



2007年9月17日月曜日

文匣←読み方わかりました!「ブンコウ、もしくはフバコ」と読むそうです。ありがとうございました、m(_ _)m

皆さまのお陰で暮らしていることを感じる今日この頃です。



文匣の読み方、さっそく教えていただきました。タイトルの通り。
「匣」には箱って意味があるんですね~、知らなかった~、でも作っちゃいました、^^;
いいのか?、いいんです!



そう聞くと確かにあのヒキダシは手紙を入れるのにピッタリだと思い納得、、、遅いですか?もう作っちゃたんで許してください。



太宰治の作品に「パンドラの匣(ハコ)」ってのがあるそうです。なにやらこの漢字には文学的な香りも、、、イマイチ「箱」との違いがわかりませんが。調べればキリがありません、でも面白いですね。



 



話はかわって、3連休も折り返し地点です。
あしたは、なんだか名古屋で面白そうな木工の集まりがあるそうなのですが残念ながらいけません、、、実はいま作りたいものがあって、鋭意作成中(家で)。チラッと公開。
Jupi_tyottodake 今日の作業はSPF材を30センチほど縦挽きしないといけなくて苦労しました。バンドソーなら1分で済むところを30分かけて、、、



コストパフォーマンスでみると、、、一台数十万円する機械か1本数千円で買える手道具か、どちらが安いか違いは明らかです。が、、、グリーンウッドワーカーを目指す者としては悩むトコロですが、、、カラダは機械を欲したりしています、笑。



明日、完成できるかな、、、



2007年9月16日日曜日

文匣 ←読み方わかりません!ご存知の方は教えてくださいm(_ _)m

「文匣 Document Chest (小さ目)」に取り組んで3週間が過ぎました。



先週末に外側は組みあがり、残すは小さなヒキダシ三つを作るだけ。楽勝じゃん!、、、と思ったのもつかの間、今週いっぱいかかりました、涙。
その模様を、かいつまんでレポート。



先生に「抽斗は洋風か和風のどちらににするか?」と聞かれ「和風で。」と答えてみる(ここで和風李朝家具に変更決定)。「じゃあ桐で作りなさい。」となりました。
↓辛かったのでこっそり撮影Kikugi1



ジャジャンと木取ったまでは良かったのですが、ここからが難航。。。 「桐は、木釘で組む。」そうで木のクギから作ることに。
←こちら(写真の枝)が材料。「ウツギ」です。芯の部分がスポンジ状になっているので、カラっぽの木、で空木。わかりやすいネーミングですね。



「おぉっ!ちょっとグリーンウッドワークっぽいぞ。」と楽しかったのは10本ぐらい削った所まで、、、単調な仕事で、、、何よりカチカチに乾いてて生木じゃないし、、、あと100本、、、



・・・・・・



Kikugi2 なんとか削り終えます、1日かかって。長かった。



少々、心神喪失気味。
でも出来上がった木クギの1/3は不合格、、、シュッとしたのが良いそうで、涙。
安易な成功より失敗して学ぶことの方が勉強になるということでしょうか。



 



気を取り直して、出来上がったクギをフライパンで炒ります。



Kikugi3 明らかに、木工ぽく無いです。でもちゃんとした木工です。
個人的には、木工は料理に似てると常日頃から思っています。植物を刻んで目的のカタチに仕上げる。同じだと思うのですが、、、まあそれは置いといて。



炒るのも難しいです。焦がしてはいけないし、慎重になりすぎてもいけないしで。



そんなこんなで、抽斗も完成!なんとか収まりました。
嬉しかったので、こっそり撮影↓



Bunkou_tosoumae



 



 



 



 



 



   



来週から、漆を塗ります。
カブレないように長袖と手袋を用意しないといけませんが、楽しみです。



2007年9月9日日曜日

マゲモノ

Mageki 今日は、ホリデイ。曲物体験をする。
とてもシンプルな技術。



木を薄く削って茹でて型を使って曲げる。グリーンウッドワークに通じる所があります。



出来上がった製品は、軽くて丈夫。きれいです。



しかし実際やってみると、微妙なチカラ加減でカタチが変ってしまう、、、簡単だから難しい。



使っている材料はヒノキの側板にサワラ底と蓋、そして補強にサクラの樹皮。それを昔はお米のノリでくっ付けるだけ。それで弁当箱の完成。それぞれの長所を生かした適材適所の組み合わせ。ワンダフルです。



もちろん、分けていただきました。
Menpa



現在の商品には、漆が塗ってあります。



この“めんぱ”に詰めたご飯は、美味しいそうです。月曜日が楽しみです。







    



そうそう、木のいろいろな仕事でいろんな意味での食えない話と食える話をタップリ聞きました。どの世界も何も変りはないのかなとの感想。この話はまた別の時にでも、、、



2007年9月6日木曜日

Eigo

昨日、スエーデンの木工の学生さんが上松の学校に来る。



僕がいま作っている家具をを見せてほしいというので説明してみる。
出てきた言葉が「This.」「Korean Furniture.」「Machine.」、、、



アカ~ン、ダメダメやん。明らかに退化している僕の語学力。
5年前にイギリスに行ったことがウソのようです、、、?ホントに行ったのか??
きっと、そうとう思い詰めてたんでしょうね、笑。



そしたら、グリーンウッドワークを教えてもらったマイクさんからニュースレターが届く。
もちろん英語で。
久々に、手紙でも書いてみようかと思いました。



というわけで、英語のテキストを引っ張り出してみました。 Eigo07



絵でみる英語」です。じゃっかん「楽しい英語入門」の文字が小さいのが気になりますが。^^



なにを書こうかな、、、





話は変りますが、生木でのスツール作りをアップしました。注)結構力作、長いです。お時間のある時にでも。



2007年8月31日金曜日

手間

Nikomi07aki 久々の料理ネタ。



週末にグリーンウッドワークの勉強会があるのでその仕込中、食事が一品持寄りなモノで。
なんだか今日は、涼しくて秋の気配。木曽の夏は短か!と実感しました。そんな感じで、煮込み料理が食べたくなる。ハイ、個人的な趣向でメニュー決めました。“週末、暑かったら・・・”なんて考えてません!^^
理由あって「牛ホホの煮込み」を作ろうと思いましたがホホ肉なんて洒落たものが売ってなかったので、ただのビーフシチューになりました。



昨日から今日の午前中にかけて、延々墨付けでした。まだ、どの機械でどんな加工ができるのかわからないのでとりあえず全部、機械使うなら不要かなと思うものまで。。。ちょと、細かい作業にウンザリ、笑。



たまには気分転換に時間のかかる料理も良いです。





2007年8月27日月曜日

リチョーゥ!!

Longchest ←こんなの作ってみたいと、3面図描きました。板と板との接合部はコレでもかー!というくらい剣留めです。(選んで少し後悔)



最初は手書きでゴシゴシ書いていたのですが、オリジナルの1440ミリの長さを1200ミリに縮める計算していたら、ウガ~~~となり結局CADで描きました。
原寸描いて、0.83倍でハイ完成、とは行かず、やっぱりチョコチョコ直す、、、便利なのだろうか?



まあ、シンプルな形で良かった。



しかし我が家にはプリンターと言うものがないのでコンビニのネットプリントを利用。これが、ワードとエクセルとPDFしか受け付けない頑固なヤツ。
なんとかPDFで出力できるようオンラインソフトを探す。なるべく安いものを、^^。



そんなこんなしていたら、もうこんな時間。嫌いじゃないので困ったものです。



生木をゴリゴリ削りたい!と思いつつ短い夏が過ぎていきます。



2007年8月23日木曜日

スモモ

夏休み前から作っていた整理箱もあした塗装をするだけとなりました。



そのあとは、作りたいものを作ります、希望が通れば。



最近興味がわいてきた、「李朝家具」が作りたいと申請してみました。



精緻な加工でありながら大らかな感じが良いなと思うよになりました、オトナですね。
それに「李」という字が「スモモ」を意味すると聞いてマスマス、笑。



しかし、明日から木取りって、、、三面図もまだですが、、、どうしたら良いのでしょうか?





2007年8月20日月曜日

愚かさ

夏休みも今日で終わり。明日からまた学校です。
休み中に頑張って働きましたが、そんなに現金収入も無く明日から細々と暮らしていきます、^^



来年度の本格始動に向けて何ができるのかを探してみましたが、はっきりした答えは出ませんでした。まあそんなモンです。



でも、いろんな人とふれ合ってボンヤリ感じたことは、一途に続ける良い意味での“愚かさ”も必要なのかなということ。
まあ愚かなことに関してはは少し自信があります!(←胸を張るところではない?)



なにしろ、夏休みの宿題を最終日ギリギリまで放っておくぐらいですから!(←そうゆう愚かさではない?)



Homework07natu



とにもかくにも、やらないことには始まりません。



2007年8月16日木曜日

蒔かない種は生えない

三重県から、帰ってまいりました。



Dscn0822振りかえれば、あっという間の5日間。縁あってArtist in Residence at IGA 2007の会場にて足踏み木工旋盤を披露し、そんでもって現地でスタッフさんと一緒に製作するという初めての経験をさせていただきました。いつものイベントとはガラリと違った内容に最初は正直、途惑いましたが周りのすんばらしい皆さんのご協力でぶじ2台完成させる事ができました。



 
 



Dscn0832  



 



 



 



 



   



4日間の予定でしたが、結局5日間に、、、汗。
旋盤を後半の二日間で作る予定で、シュパパパパとお手伝いもして頂いたのですが、クサビの具合ボルトの位置など、細かい所で時間を取られてしまいました。限られた道具で仕事をするのは技術が必要だとつくづく思いました。



でも人との交流は楽しかったですね。
タイトルの「蒔かない種は生えない」は、先日のイベント「山の日」で人生の先輩から頂いたお言葉です。そして、こんかい滞在した場所が「種生(タナオ)」と言う所。地名の由来は聞きそびれましたが、、、もしかしたら何かのサイン?
今回まいた種から、どれだけ芽が出て何が収穫できるかは、秋にならないとわかりませんが。。。いつの秋だろう?笑。



Dscn0825とにもかくにも2007年の夏の思い出の一コマです。



2007年8月11日土曜日

準備完了

Rejidennsu なんとか、^^;



これでもか~と、車に荷物を積み込みました。



明日から三重に行きます。
携帯の電波が届かない所だそうです。
という訳で、4日間ほど音信不通になります。