『ゴッホの椅子〜人間国宝・黒田辰秋が愛した椅子。その魅力や歴史、作り方に迫る』
著者 久津輪 雅(岐阜県立森林文化アカデミー准教授)
出版社 誠文堂新光社
価格 2300円(税別)
私も、図面や制作解説でお手伝いと実演をさせて頂きました。
今月の初めに、木工家ウィークの企画として出版記念のイベントも行いました。
事後報告になってしまったことを後悔しています。
でも前を向いて進んでいきたいとの固い決意でこのブログを書いています。
幸運なことに、明日から東京のモノ・モノさんで企画展が行われます。
「名古屋の展示、行けなかった~」という方、ぜひどうぞ。
出版に関連して、約40年前の椅子づくりの模様を収めた映像も公開されました。
フェイスブック等ではお知らせしていますが、使っていない方も見えるようにこちらに貼っておきます。
一つ目は以前から公開されていたのですが、1979年にスペイン・グアディスで撮影された映像。椅子づくりは11分頃から始まります。
個人的には、ハイスピードな穴あけに驚きました。あのドリル(スプーンビット?)が欲しい、、そんな物欲にかられてしまいます。
二つ目は、1967年にあの黒田辰秋さんがスペイン・グラナダ郊外で撮影した「ゴッホの椅子」づくりの映像。
くわえ煙草で椅子を作るおじさんが渋いです。ザクザクと椅子の部材を削る刃物が便利そうでこれまた欲しくなります。
二つの映像を見ながら『ゴッホの椅子〜人間国宝・黒田辰秋が愛した椅子。その魅力や歴史、作り方に迫る』を読むと、この椅子の魅力がより深く理解できるような気がします。
乾いた空気の中での自由で陽気な椅子づくり。いつか訪れて現地で椅子づくり、、そんな思いが膨らみます。
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