グリーンウッドワークをやっていると、必ず聞かれる質問です。
「なぜ生木(グリーンウッド)を使うのですか?」と。
かれこれ始めて10年以上たつので、そろそろ上手く答えられても良さそうなものですが、最近、特に答えられなくなりました。
自分にとって生木を使う事が当り前になり過ぎて答えられない、という感じです。
例えるなら、「なぜ冷ヤッコに豆腐を使うのですか?」のような質問に近いかと、、、近くないか(笑)
木材乾燥の歴史を調べたら、「1909年(明治42)頃・乾燥装置が初めて日本に輸入される。」とありました、それまでは天然乾燥のみだったと推測されます。
木からモノを大量生産するうえで、早く確実に乾く人工乾燥材は無くてはならないものです。それが産業を大きく発展させたことは間違いありません。
その発展する過程で、「生木は使えない」という意識が根付いてしまったような気がします。
調べると、昔から生木が使われている歴史はあるのですが、100年ちょっとでガラリと人々の認識が変わってしまったような気がします。
もう少し丁寧に、「なぜ生木なの?」に答えていこうと思いました。
ぼくもなぜ生木なのか。
返信削除自伐型林業をやってる鈴木と申します。
自分らは小規模でやっていて広葉樹がメインの里山で活動しています。
山林資源を収入に変えようと思うと原木丸太はコスパが悪いですし、かといって材木を乾燥させる設備もノウハウもないです。
未乾燥でも使えたらな〜と思っていたところにグリーンウッドワーク に出会いました。
生木の木工、どんどん日本で広まって欲しいです^^