グリーンウッドワークをやっていると、必ず聞かれる質問です。
「なぜ生木(グリーンウッド)を使うのですか?」と。
かれこれ始めて10年以上たつので、そろそろ上手く答えられても良さそうなものですが、最近、特に答えられなくなりました。
自分にとって生木を使う事が当り前になり過ぎて答えられない、という感じです。
例えるなら、「なぜ冷ヤッコに豆腐を使うのですか?」のような質問に近いかと、、、近くないか(笑)
木材乾燥の歴史を調べたら、「1909年(明治42)頃・乾燥装置が初めて日本に輸入される。」とありました、それまでは天然乾燥のみだったと推測されます。
木からモノを大量生産するうえで、早く確実に乾く人工乾燥材は無くてはならないものです。それが産業を大きく発展させたことは間違いありません。
その発展する過程で、「生木は使えない」という意識が根付いてしまったような気がします。
調べると、昔から生木が使われている歴史はあるのですが、100年ちょっとでガラリと人々の認識が変わってしまったような気がします。
もう少し丁寧に、「なぜ生木なの?」に答えていこうと思いました。
2017年8月16日水曜日
2017年7月21日金曜日
ヨーロッパの木の玩具展とライフェンドレーエンの実演みてきました。
目黒区美術館で行われました、ライフェンドレーエン(Reifendrehen)という技法の実演を見てきました。
あえて日本語で説明すると、木工ロクロで木の輪の断面を動物の形に削り出しそれを割って大量生産する技術、と書いてもチンプンカンプンだと思いますので、まずはこちらの朝日新聞さんの動画をご覧ください。
ドイツのザイフェンの地域で行われているそうで、確かに他では見たことありません。
一つの輪から、60個の動物の原型がとれ、熟練した職人さんなら1日1500個の原型を作れるそうです。
たしかに、実演中の1時間そこそこで2個の輪をらくらく完成させていました。
1800年ごろこの技術が開発され、他の玩具産地を価格で圧倒し玩具の一大産地になったそうです。
材は、木目のつんだ生木のトウヒ。かつてはその地域に豊富にあった材料ですが、今は隣国まで出かけて行って確保しているそうです。
寒い時期に伐採し、生木のまま地下室に保管して1年間かけて使うようです。日本だとそんなことしたら梅雨時にカビますが、寒い地域なら大丈夫なのでしょう。
お客さんは家族連れが多かったです。実演時には刃物を使い分け切屑をピューと飛ばしながら削る姿に、歓声が上がって。木工旋盤の意外なエンターテインメント性を感じました。
また、このロクロはモーター以外、職人さんの手づくりだそうで良くできています。日本の和式ロクロに似た感じ。刃物台の固定の仕方が、独特で興味ぶかかったです。
また、写真の右端にチラッと映っていますが、グラインダーもついていて、駆動の紐をかけ替えると刃物も研げる優れもの。この仕組みはグリーンウッドワークで使う足踏みろくろにも応用できそうな予感がしました。
木工旋盤好きとしては、もっといろいろ聞きたかったのですが、他のお客さんの手前自制していましたが、最後人もまばらになったので、チョイチョイ聞いていたら、特別にDVDを頂きました。たまにはしつこく聞くのも大事ですね。
帰ってから見たらドイツのテレビ局が制作した仕事紹介のドキュメント番組でした。
このロクロで原型を作った後は一つひとつ手作業で削り、塗って動物に仕上げていく工程になります。なので、いくら早く原型ができても手間がかかるので大量生産といっても限りがあります。
ほぼロクロの話しか書いていませんが、メインの催し「ヨーロッパの木の玩具展」も非常に面白く、12時に会場に着いて17:30までいたのですが、全然飽きませんでした。その間90分の実演を2回見ましたが。^^;
会期は9/3日までだそうなので、おススメです。
あえて日本語で説明すると、木工ロクロで木の輪の断面を動物の形に削り出しそれを割って大量生産する技術、と書いてもチンプンカンプンだと思いますので、まずはこちらの朝日新聞さんの動画をご覧ください。
ドイツのザイフェンの地域で行われているそうで、確かに他では見たことありません。
一つの輪から、60個の動物の原型がとれ、熟練した職人さんなら1日1500個の原型を作れるそうです。
たしかに、実演中の1時間そこそこで2個の輪をらくらく完成させていました。
1800年ごろこの技術が開発され、他の玩具産地を価格で圧倒し玩具の一大産地になったそうです。
材は、木目のつんだ生木のトウヒ。かつてはその地域に豊富にあった材料ですが、今は隣国まで出かけて行って確保しているそうです。
寒い時期に伐採し、生木のまま地下室に保管して1年間かけて使うようです。日本だとそんなことしたら梅雨時にカビますが、寒い地域なら大丈夫なのでしょう。
お客さんは家族連れが多かったです。実演時には刃物を使い分け切屑をピューと飛ばしながら削る姿に、歓声が上がって。木工旋盤の意外なエンターテインメント性を感じました。
また、このロクロはモーター以外、職人さんの手づくりだそうで良くできています。日本の和式ロクロに似た感じ。刃物台の固定の仕方が、独特で興味ぶかかったです。
また、写真の右端にチラッと映っていますが、グラインダーもついていて、駆動の紐をかけ替えると刃物も研げる優れもの。この仕組みはグリーンウッドワークで使う足踏みろくろにも応用できそうな予感がしました。
木工旋盤好きとしては、もっといろいろ聞きたかったのですが、他のお客さんの手前自制していましたが、最後人もまばらになったので、チョイチョイ聞いていたら、特別にDVDを頂きました。たまにはしつこく聞くのも大事ですね。
帰ってから見たらドイツのテレビ局が制作した仕事紹介のドキュメント番組でした。
このロクロで原型を作った後は一つひとつ手作業で削り、塗って動物に仕上げていく工程になります。なので、いくら早く原型ができても手間がかかるので大量生産といっても限りがあります。
ほぼロクロの話しか書いていませんが、メインの催し「ヨーロッパの木の玩具展」も非常に面白く、12時に会場に着いて17:30までいたのですが、全然飽きませんでした。その間90分の実演を2回見ましたが。^^;
会期は9/3日までだそうなので、おススメです。
2017年6月22日木曜日
グリーンウッドワーク研究所 ホームページ
グリーンウッドワーク研究所のホームページを作りました。
https://greenwoodworklab.jimdo.com/
今後、技術的なことはこちらにアップしていこうと思います。グリーンウッドワークの疑問、質問などありましたら是非。よろしくお願いします。
2017年3月25日土曜日
はた結び
座編みの時に足りなくなった紐を繋ぎたす結び方は、「はた結び」が良いということなので、今まで使っていたテキストをアップデートしました。
「結び方の図」をイラストレーターで書くのに、半日かかってしまいました、、仕事の合間をぬっての作業だったこともありますが、、やり方間違ってる?
重なった部分を分割して、上やら下にもっていく、これだけするのにえらい手間取ってまった、写真の方が早かったかも(笑)
しかし改めて読むと、まとまっているが、、椅子をはじめて座編みする人がこれを読んだだけで果たしてすんなり編めるだろうか、、しかし、はじめての人でも絶対編めるようにテキスト作るなら本が一冊書けるようなきがするし、、
ま、今回はわかる人が読むと、「そうそう」となる忘備録的なテキストとしてとどめておきます。
「結び方の図」をイラストレーターで書くのに、半日かかってしまいました、、仕事の合間をぬっての作業だったこともありますが、、やり方間違ってる?
重なった部分を分割して、上やら下にもっていく、これだけするのにえらい手間取ってまった、写真の方が早かったかも(笑)
しかし改めて読むと、まとまっているが、、椅子をはじめて座編みする人がこれを読んだだけで果たしてすんなり編めるだろうか、、しかし、はじめての人でも絶対編めるようにテキスト作るなら本が一冊書けるようなきがするし、、
ま、今回はわかる人が読むと、「そうそう」となる忘備録的なテキストとしてとどめておきます。
2017年3月21日火曜日
本日終了
本日の仕事。
ヒノキの香りが強烈に充満し、花粉症でつまり気味の鼻の通りが良くなったような気がします(笑)
この木屑を家の裏でこんな風に燃やせたら色々有意義かもしれないけど、きっと名古屋市内では消防車が来るんだろうなと思いを巡らしつつ、、
愛知県美術館のゴッホとゴーギャン展も本日で終わりました。
おかげ様で想定の4倍ぐらいのゴッホの椅子の注文を頂き戸惑っております。
今さらですが、自分が一つひとつ作った物で生計を立てるというのは大変なことだと痛感しております。
制作も、ようやく折り返し地点が前方に霞んで見えてきました。
もう一息頑張ります。
お待たせしている方々は、今しばらくお待ちください。
2017年3月11日土曜日
ゴッホの椅子祭り開催中
本日、岐阜、東京、名古屋の各地でゴッホの椅子に関するイベントが開催されています。
・【ろうきん森の学校】森工塾「ゴッホの椅子づくり」
・第59回「木の文化フォーラム」 黒田辰秋とゴッホの椅子
(フェイスブックのリンクを張ったのでうまく表示されなかったらゴメンなさい)
・実家の工房にて一人でゴッホの椅子を作っている、、、私の事です。
私のまわりでは空前のゴッホの椅子ブームですが、世間ではどうなんでしょうか。
ブーム?に乗って、一部の人から要望の多かった「ゴッホの子ども椅子」の図面を公開しました。
作り方は載っておりません、こちらの本を参考にしてください。
・【ろうきん森の学校】森工塾「ゴッホの椅子づくり」
・第59回「木の文化フォーラム」 黒田辰秋とゴッホの椅子
(フェイスブックのリンクを張ったのでうまく表示されなかったらゴメンなさい)
・実家の工房にて一人でゴッホの椅子を作っている、、、私の事です。
私のまわりでは空前のゴッホの椅子ブームですが、世間ではどうなんでしょうか。
ブーム?に乗って、一部の人から要望の多かった「ゴッホの子ども椅子」の図面を公開しました。
作り方は載っておりません、こちらの本を参考にしてください。
2017年2月21日火曜日
ゴッホの椅子製作中
先日、東濃ヒノキの丸太を仕入れました。今まで仕入れた中で最高の丸太でした。
願わくば、裏山から伐り出した材で、、といきたいですが、そのうち。
割れないようにボンドを塗って養生します。ひと手間ですが、これで随分材料が無駄にならなくなります。
ボンドを塗るのはシリコン刷毛がおススメ、乾いたらキレイにはがれます。
もう少し塗りやすいと言うことなしですが、そのうち改良されるでしょう。
先週末に木取り。
工房が散らかっているのでちょっとぼかして、、整理整頓は大事です(^^;
良材は歩留まりが良い、残材がいつもの半分くらい。仕事が楽です。
木も人も素質って色々影響があるなとつくづく思います。素直な材は、すんなり仕事が決まる。節があったり曲がった材は、削るのも時間かかるし、出来上がったものは個性的な仕上がりだし。どちらが良いとは言えませんが、いろいろ楽なのはやっぱり素直な材だなと、、余談です。
さて、頑張って削りますか。
登録:
コメント (Atom)





