2013年5月3日金曜日

青い鳥は、白い椅子?

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先日作った2脚の子供椅子は、めでたく旅立ってしまったのであらためてウチ用に一脚作りました。4時間ほどで完成、今度はクリで作ってみました。作れば作るほどに何故もっと早くこの椅子に気づかなかったのかと思います。この椅子のことを知ったのはかなり前だと思うのですが、イッタイいつだったかは思い出せません。
上松技専に入る前、座編みを教わりに行った時にこの椅子の話をした覚えがあります、、ということは5年前には知っていたハズ。

そんなに長い間、放っておいたとは驚きです。「生木の木工」と言いながら実は目の前に用意された答えが見えてなかったのではないか!と反省です。
以前、生木の丸太から簡単に椅子を作れないかと言われたことがありましたが、まず貫を作り乾燥に1週間、そして組立、座編みで最低でも6日は必要だと当然のように思っていました。しかしどうでしょう、この椅子ならもっと早くできます、そして本物。普通に使えば数十年は使えます。
知らないというか、知っていると思い込んでいる自分が恥ずかしくなりましたが、今回、ふとしたきっかけでこの椅子を作ることになり、たくさんの人の協力のおかげでここまで作ることが出来ました。
それは、やはり5年前ではできなかったこと思うと、白椅子は青い鳥なのかもしれません。

この椅子で、生木でもちゃんと木工が出来るということを知ってもらえればと思います。

2 件のコメント:

  1. 椅子づくりの魅力同感です。先日桜とカシの丸太を入手しました。ゴッホいすのの寸法と図面など教えていただきませんか?こどもいすもお願いします。

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  2. 星野さん、こちらにもコメント頂いていたんですね!(^^;
    樫の椅子、堅そうですが出来上がりは重厚な感じになりそうですね。楽しみにしています。

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