2007年9月16日日曜日

文匣 ←読み方わかりません!ご存知の方は教えてくださいm(_ _)m

「文匣 Document Chest (小さ目)」に取り組んで3週間が過ぎました。



先週末に外側は組みあがり、残すは小さなヒキダシ三つを作るだけ。楽勝じゃん!、、、と思ったのもつかの間、今週いっぱいかかりました、涙。
その模様を、かいつまんでレポート。



先生に「抽斗は洋風か和風のどちらににするか?」と聞かれ「和風で。」と答えてみる(ここで和風李朝家具に変更決定)。「じゃあ桐で作りなさい。」となりました。
↓辛かったのでこっそり撮影Kikugi1



ジャジャンと木取ったまでは良かったのですが、ここからが難航。。。 「桐は、木釘で組む。」そうで木のクギから作ることに。
←こちら(写真の枝)が材料。「ウツギ」です。芯の部分がスポンジ状になっているので、カラっぽの木、で空木。わかりやすいネーミングですね。



「おぉっ!ちょっとグリーンウッドワークっぽいぞ。」と楽しかったのは10本ぐらい削った所まで、、、単調な仕事で、、、何よりカチカチに乾いてて生木じゃないし、、、あと100本、、、



・・・・・・



Kikugi2 なんとか削り終えます、1日かかって。長かった。



少々、心神喪失気味。
でも出来上がった木クギの1/3は不合格、、、シュッとしたのが良いそうで、涙。
安易な成功より失敗して学ぶことの方が勉強になるということでしょうか。



 



気を取り直して、出来上がったクギをフライパンで炒ります。



Kikugi3 明らかに、木工ぽく無いです。でもちゃんとした木工です。
個人的には、木工は料理に似てると常日頃から思っています。植物を刻んで目的のカタチに仕上げる。同じだと思うのですが、、、まあそれは置いといて。



炒るのも難しいです。焦がしてはいけないし、慎重になりすぎてもいけないしで。



そんなこんなで、抽斗も完成!なんとか収まりました。
嬉しかったので、こっそり撮影↓



Bunkou_tosoumae



 



 



 



 



 



   



来週から、漆を塗ります。
カブレないように長袖と手袋を用意しないといけませんが、楽しみです。



7 件のコメント:

  1. こんばんは!お久しぶりです。
    ��ixiでお世話になった「りん」です(^^)
    本格的な木工ってここまでするんですねぇ!!
    面白い・・・!
    『植物を刻んで・・・』なるほどです。
    私の師匠も「料理の腕と技術は比例するんだよ」
    って言ってました。
    漆かぶれないように頑張ってくださいね~♪
    また遊びにきます(^^)

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  2. 「ぶんこう」
    紙を下張りして、その上に漆を塗った小箱のことだと思います。
    今日の日記は、読んで勉強になりました。

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  3. りん さん
    こんばんは。
    はい、かなり本格的な木工になってきました。まさかクギから作るとは思ってもみませんでした。
    「料理の腕と技術は比例する」ですか、、、う~~ん深いですね。
    漆、カブレると「さつまいも」や「マスクメロン」になる。。。と漆の先生が申しておりました、、、ちょと怖いですが挑戦です。
    乞うご期待!
    なんちさん
    ありがとうございます。フミを入れるハコという意味みたいですね。僕も勉強になりました。
    「今日の日記は、、、」、今日の?、、、普段の日記は勉強にならない、、、確かに、笑。
    メゲずに書いていきます!

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  4. いつも読んでますので・・・・許して(笑)

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  5. 冗談です、笑。
    日々の、息抜きにでも見ていただければと思っています。上松に行ったあのバカは何やているのかな~と。

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  6. ごめん、かとちゃん!
    こんなに苦労があったとはツユ知らず
    フライパン振ってる姿見て
    『どうして爪楊枝を炒ってるのかなぁ・・・』
    と思うばかりでした。
    漆部屋で素敵なリチョーさんが待機されておりましたね。
    出来上がりを楽しみにしています(^^)

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  7. まっきーさん
    、、、汗。誤解がとけてよかったです、^^。
    僕のリチョーッ(←ブルース・リー風に発音)の拭漆は、もう一組の完成を待つことになりました。という訳で、お楽しみはもうしばらく先です。

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